写真は、

　・シンプルなじゃがいもコロッケ
　・北海道産とうもろこしのクリームコロッケ
　・本ずわい蟹のクリームコロッケ

の３つが入ったボックスです。

■ROCK FIELD CO.,LTD.-神戸コロッケ
https://www.rockfield.co.jp/brand/kc/

公式サイトを見ると、各シーズンでメニューが変わるようなので、いろいろと食べてみたいですね！
また、箱には「美味しい召し上がり方」という紙が入っており、電子レンジでの温め方とかが書いてありました。

大体1個あたり20秒くらい温めるみたい。
3個セットだとどれがなんのコロッケなのか分からなくなると思うのですが、「見分け方」も書いてあるので微妙に重要な情報があります。ただ、「俵型」と「小判型」の見分け方にはちょっと苦労するのですが……。

おかずというより、コロッケそのものを楽しみたかったので、食パンに挟んでコロッケサンドにして食べてみました。

決して派手さは無く、どちらかというと都会より商店街のコロッケをイメージする方が正しいと思います。そして僕が求めていたコロッケ・オブ・コロッケでもあります。真摯にコロッケに向き合い作りました、みたいな。

ひと口。サクッ…パリッ…続くホクホク感！この食感だけで思わず笑顔がこぼれました。衣は驚くほど軽やかで、脂っぽさを全く感じさせません。

中はまさに「ほっこり」とした味わい。じゃがいも本来の甘みがぎゅっと詰まっていて、噛むたびに広がる温かみ。ほんのり効いた塩気が、素材の味を引き立てています。お肉は少し粗挽きで、噛むたびに肉汁がプチっと弾ける感じがたまりません。このバランス感、まるで職人技の結晶です。

さらに驚いたのが、その香り。普通のコロッケと侮るなかれ、「神戸コロッケ」には牛脂の芳醇な香りがほのかに漂い、どこかリッチな余韻を感じさせるのです。この味わいを「下町のフレンチ」と呼びたくなるのも納得。

普段コロッケにソースをかけない僕ですが、いろんな可能性を試してみたくなりソースをかけていただきました。これがまた絶妙。ほんのり酸味があって、コロッケの甘みと絶妙にマッチします。一つで完結する満足感があるのに、もう一つ手を伸ばさずにはいられませんでした。

じゃがいもの形が少し残り食感を楽しみ、外側のパン粉がサクサクで軽快。最初は１個だけ食べて残そうかと思っていたのですが結局全部食べ切ってしまいました。

急にコロッケ食べたい！　となった時、コンビニのコロッケじゃ物足りない時、買ってみて歩きながらほおばりたいですね。