Echo Hub を購入。ブラックフライデーのセールで1万円引き(半額)。
気になっていた製品だったのでセール初日に即買いしました。
この製品は8インチの液晶モニタですが、いわゆる「タブレット」とは違い、スマートスピーカーに画面を付けたような概念の製品かと思います。
基本的にはスマート家電をタッチ操作でコントロールし、または IoT ガジェットからの情報を表示するものになります。
最初、壁付けにしたこの Echo Hub を必要な時に取り外して使う、という風に飲食店の注文タブレットのようなイメージを想定していたのですが、この製品はバッテリーを搭載しておらず電源ケーブルを引っこ抜くと電源 OFF になります。なので、ずっと壁付けで使うが正しいです。
同じような使い方を想定している方、持ち運びができないデバイスなので、そこだけ注意。
僕は上の写真のように、壁面ニッチに他のホームリモコンと同じように並べて固定しています。
大きな壁面ニッチがあると、壁に穴を開けずにリモコン類を固定できるので、これから新築される方はお勧めです。マグネットでチラシを固定したり、家族にメモを残すなどいろいろできます。
こんなかんじに、固定器具にマグネットをネジで固定するだけで、簡単にガチャンと壁にくっつきます。本当は四隅にやるべきなんですけど、マグネットの在庫をきれしてしまったので、とりあえず2個で固定しています。
購入経緯なのですが、僕は元々「Echo Show 15」をずっと購入検討していたのですがコスパ的にあまり食指が伸びず、話題にもならずなかなか値下がりもせず、前のセールでは遂に買えなくなっていた(在庫なし表示になっていた)ので、売れなくて生産ラインから無くなって販売中止になってしまったんだな……と思っていました(すぐに改良された第2世代機の販売が発表されました)。
それで8インチのこちらの製品を考え始めたのですが、レビュー評価が悪い悪い。
反応速度が悪く実用的ではないと書かれているので、そんなに欲しくはならなかったのですが。
今回のセールで1万円ちょっとの価格に値下がったので、この価格ならスペックが悪くても購入する意味がある、と至りました。
で、結論から言うと、反応速度は全然悪くなかったです。
レビューに書かれて悪評のため売れなかったのか半額セールだったかもしれないですが、かなり良い買い物ができました。
外箱は鮮やかなブルー。箱だけでテンションあがるかんじ。
シックなパッケージの昨今にあって強気に攻めるビジュアルだなと思いました。
背面。使い方の説明ではなくシーンをイメージさせるかんじ。
壁付けの場合、電源コードが下にぶら下がるので、まさにこんな感じになります。
壁掛けしない場合はスタンドもあります。
箱を開けたところ。Apple がやりはじめたエクスペリエンスデザイン手法ですが、最近の製品はだいたいこんなかんじですね。
「けっこう厚いな」が第一印象。なので少し野暮ったい。
バッテリーが入ってないのに、なんでこんな厚みがあるんだろ。
重量は365グラムで、かなり軽いです。漆器のお皿より軽いくらい。
内容物。ケーブルに電源プラグ、壁取付器具、説明書など。
壁付けにする場合は一式揃います。
マニュアルは図解で簡単です。物理ボタンがあるので、まぁ必要。
壁付け時に位置合わせするためのペーパーも入っています。
ケーブル。Type-Cです。かなり長い。1.8メートルらしいので、少なくともコンセントから身長の位置くらいまでの高さで設置が可能。余ったケーブルは背面にくるくると隠し収納するパーツが付いています。
本体。8インチのタッチスクリーンで、ベゼルは太め。デバイスの特性状、ベゼルは気にならないですね。タッチスクリーンの反応も良く、フリック操作やピンチなどもきびきびと動きます。ストレスは全くありません。
部屋の照度に合わせて画面が明るく鳴ったり暗くなったりするので、画面の鮮やかについて言及するのは難しいですが、特に問題ないように思います。
解像度は 1,280 x 800 で、このクラスの端末では一般的かなと思います。
丸い部分など目をこらしてみればギザギザが見えますが、文字などはくっきりはっきりと視認でき見やすいというかんじです。
側面にボリュームの物理ボタンがあります。
基本的にタブレット内の設定で全て変えられるのですが、物理ボタンの安心感はさすがです。
少し奥に角度を付けてあるので、正面からこのボタンは見えないです。なのですっきりとした外観に見えます。
天井面はスピーカー。埃が溜まるかも。
音は少し小さく、迫力にかけるかんじ。部屋の BGM として使うには広がりがなく落ち着かないかんじです。でも Alexa に気軽に適当な BGM をかけさせるには便利です。
底面側はケーブルがはさまるスリットが見えます。
ベゼルの3つの小さい穴はマイク穴です。
背面。電源は抜き差ししにくいです。ずっと差しっぱなしの想定だと思います。
背面パネルにはケーブルを巻いて固定するための突起があり、電源ケーブルが長いのでここで格納しすっきり見せるという工夫がされています。
壁掛け用マウントパーツ。これを壁に固定し、本体をスライドさせて取り付けます。
本体にバッテリが無いので外して使用することは無いので、基本壁につけたままになります。
電源アダプタ。なぜかこれだけグレーです。ホワイトに統一してくれれば良いのに気が利かないな。
タブレット端末あるあるですが、本体が小さのに電源アダプタが大きいというパターンです。
持ち運ばないから、まぁいいけど……。
そういえばレビューの中に「新発売なのに、いきなりアップデートがあるのはおかしい」というものがあったのですが、わりと普通です。工場での生産は半年から1年以上前の時期になるので、逆に現在まで開発頻度が高い(開発メンバーがまだアサインされている)というのは、購入者にとってはメリットです。機能改善・進化がされている製品だからです。
壁面ニッチに追加して、さらにスマートホームらしくなって、自宅内のこの場所からすべてをコントロールできるようになって利便性が増しました。玄関内の壁面に設置することで、お出かけ時や帰宅時に照明やエアコンの ON/OFF 確認ができて良いな、というアイデアもあったのですが、次の値下げのタイミングを狙おうかと思っています。
使ってみたかんじ。
僕は使用頻度が高く、けっこう気に入っています。
音声入力でも手動操作でも可能なインターフェースに、視覚的に得られる情報。
Alexa との統合で迅速かつ正確な操作が可能です。使いやすさについては、タッチスクリーンや音声コマンドの直感的な組み合わせにより、初心者にも適しています。シームレスな操作性と多機能性が特徴のデバイスです。
部屋の照度に合わせて画面を暗くしているので、電気を消して目立ったりはしません。画面の目の前へ行くとすっと画面が明るくなりタッチできるようになり、反応が気持ち良いです。
自分の使い方としては、朝にリビングで朝食を作る間にカレンダーで1日の予定をチェック、天気をチェックするなどです。カレンダーは会社の予定はサイボウズなのですが、そこから KUNAI アプリの API で Googleカレンダーに同期し、プライベートの予定と併せた1枚のカレンダーにしたものを表示しています。画面内のカレンダーガジェットに「Untitled Event」と書かれているのは、サイボウズで「非公開」と設定している情報なので API がデータを出力しないからです。
天気は朝から晩あたりまで時間単位に分けて表示してくれるので、気温の確認や雨天中止可能性などを確認することができます。
少しウザいと思うのは、Amazon からのメッセージがけっこう表示されることです。セール情報やレビューを書いてほしいみたいなコメントがよく新着表示されます。
使い方のアイデア
日常がより快適になる便利な使い方のアイデアをいくつか考えてみました。
-
スマートホームの集中コントロール
照明、エアコン、セキュリティカメラなどを一元管理。スケジュール設定で自動化も簡単です。 -
家族の情報共有
画面を使ってカレンダーやリマインダーを表示し、家族間のスケジュール管理を効率化。 -
モーニングルーティンの強化
アラーム、天気、ニュース、音楽再生をワンタッチまたは音声操作でスタート。 -
インターホン代わり
他のEchoデバイスと連携し、家中どこでも音声やビデオでのコミュニケーションが可能。
この製品にはカメラが内蔵されていないので、Zoom のような端末間の通話のような機能はありません。 -
ゲスト用の簡易操作パネル
簡単なタッチ操作で、家族以外の人もライトや家電を操作可能に。
スマートスピーカーに画面は要らない?
スマートスピーカーは音声入力なので、特に画面は必要ないという意見があると思います。
僕も一時期そう考えて、だからこそ「スマートスピーカー」というジャンルに革新性があったとは思うのですが。
ただ、お出かけ前にファッションを選ぶために雨が降るか、気温がどのくらいか確認するとします。
スマートスピーカーは声で教えてくれるのですが、それまで音を立てずに(うるさいと聞こえないので)必要な情報まで待つ必要があります。何かしながら、という「ながら」だと音声入力は便利なのですが、情報へのアクセスは難しいです。欲しい情報が画面にあることで、何時何分の気温や降水確率などを視覚的に一瞬で得ることができます。タッチ操作や画面があることで「時短」になることもあるので、それぞれのメリットがありますね。
また、画面での操作や視覚的に情報を取得するだけならスマートホンなどからも可能です。
わざわざ据え置きの端末がある必要がないかもしれません。まぁあれば便利ですけど。
この場合、「複数人で扱えるのが便利」ですね。
8インチの画面サイズは、スマートホームハブとして非常にバランスが取れています。十分な大きさで視認性が高く、デバイスやアプリの状態を一目で確認可能です。
場所を取りすぎず、壁掛けや卓上設置に適してもいます。直感的なタッチ操作に適したサイズ感で、コンパクトながら快適な操作性を提供する点が魅力です。
たくさんカレンダーに書き込んでしまった時は全部が表示されないですが、指で触ってスクロールさせれば確認できるので、簡単に解決できます。かなり良い画面サイズだと思います。
反応速度について
Amazon のレビューに書かれていたレスポンスの悪さというのは、僕の環境では全く感じませんでした。指で操作したかんじも iPhone ぐらい。スマホやタブレットの操作感と全く一緒。とくにスマートホームハブとして操作速度やレスポンスは重要であると思うのですが、これに関しては全く問題ないです。
SwitchBot との連携は悪い
SwitchBot 関連が壊滅的にスピード感がないです。
おそらく悪いレビューを書いている人たちは、SwitchBot のレスポンスの悪さをこの製品の悪いところとしてしまっています。SwitchBot だけじゃなくサードパーティー製品との接続は全部こんなかんじかも。
Nature Remo も試しましたが、エアコンのスイッチ入れたりは反応が良かったです。
SwitchBot に関しては純正アプリの反応も悪く、おそらく機器がスリープ状態に入ってしまって接続断になっている状態からの復旧が壊滅的に遅いです。カメラの映像を確認しようかな、と画面をタッチして、しばらく接続試行した後に「つながりません」と表示される、もういっかい画面を触って少し時間がたってまたエラーになる、もう1回指で触ってようやく表示される、みたいな流れになって大げさではなく1分くらいかかります。純正アプリも Echo Hub ほどではないですが、やっぱり繋がりにくいです。無線で接続するし、クラウド経由するので時間がかかったりするのはしょうがないかもしれないですが……。
僕は防犯カメラの映像チェックも、この端末から手軽にしようかなと考えていたので、この使い方は無理がありました。
家をタッチスクリーンで操作
外観はシンプルでモダンなデザインが特徴です。スリムなボディとコンパクトな形状により、壁掛けや卓上設置に適しており、インテリアにも馴染む設計です。タッチスクリーンを備え、直感的な操作が可能です。ミニマルな外観ながら、高い機能性を提供します。
デザイン的にはスマートホームの統合を簡素化することを目的とした設計かと思います。
ユーザーが家中のスマートデバイスを一元管理できるように、直感的なタッチ操作と Alexa による音声コントロールを組み合わせ。洗練されたインターフェースで利便性と美観を両立し、日常生活を快適で効率的にできると思います。
長持ちしそう
耐久性を考慮した高品質な素材で構成されており、壊れにくいと思います。
コンパクトで堅牢な設計で、長期にわたって使用できそう。また、デバイスのアップデートにより、ソフトウェア面でも長期利用が可能です。適切な設置と保管で、スマートホーム環境における長期的な中心デバイスとして活躍します。
シンプルで滑らかな表面デザインにより掃除が簡単です。
指紋やホコリが目立ちにくい仕上げが採用されており、乾いた布や軽く湿らせたクロスで拭くだけで清潔さを保てます。
半額セールが嬉しい
スマートホームデバイスを一元管理する高い利便性を提供しながら、競合製品と比較してリーズナブルな価格設定が魅力です。多機能かつ直感的な操作性を備え、設置の自由度も高く、初期投資に見合った価値を実感できる製品です。特に、複数のデバイスを簡単に統合したいユーザーにとって、費用対効果の高い選択肢といえます。
今回は約半額で購入できたので、かなり良かったです。
-
購入金額
14,980円
-
購入日
2024年11月30日
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。