先日EOS 5D MarkII用のリモコンを掲載しましたが、こちらも撮影用の補助アイテムとして用意したものです。
今回は撮影ブースで商品写真を撮影する訳ですが、その際に商品の形状によって影が濃く出て、品物が安っぽく見えてしまうことがあります。それを防ぐために弱めのライトで影を自然に消してやる必要があります。一応少し前に買ったプッシュボタン式のLEDライトはあったのですが、複数方向から光を当てないといけない場合もあり、またセッティングにもある程度の自由度がある照明を用意した方が良いと考えて用意したのが、デスク用のクリップライトでした。
光量調整や調色が可能なものの中で最も手頃な価格だったこの品を購入しています。電源はUSBから給電するタイプで、当初はモバイルバッテリーと組み合わせて使うことを考えていましたが、写真の出来上がりを確認しながら撮影するためにノートPCも拡げることになるため、そこから給電することにして、客先でPC用の電源を借りて動かしました。
このNUC M15はAdobeのフォトグラフィプランでPhotoshop、Lightroom Classicを導入していますので、写真撮影のお伴に最適ということでこれを使います。
カメラは基本的にCanon EOS 5D MarkIIを使い、レンズはCanon EF 28-80mm F2.8-4Lと、TAMRON AF 90mm Di F2.8 Macro (272E)。サブカメラとしてFUJIFILM X-E2 + XF 60mm F2.4R Macroという布陣で撮影してきました。
基本的にはほぼ全てEOS 5D MarkIIで賄いましたが、1つだけ露出が妙に背景に引っ張られた品があり、その品だけX-E2を使って対処しました。
もう少し光量があっても良かったかも
実際の撮影は仕事の一環なので詳細を掲載することは出来ませんので、ここではこの照明の紹介のみとさせていただきます。
結構小さい箱で届きましたが、アーム部分は完全に丸められる程度の柔軟性はあるため、このようにコンパクトに丸められた形で収納されてきました。本体以外の添付品は簡単な説明書となっている小さな紙1枚だけです。
照明部分はリングライト形状です。案外ミラーレス用の小さなレンズであれば中心を通してリングライトのように使うことも出来るかもしれません。さすがに今回はやりませんでしたが…。
操作パネルはコードの途中に用意されています。光量調整とON/OFF、調光切替があります。光量は10段階で最大輝度800lmとのことです。ただ、実際に撮影してみると写真に写り込まない距離に留めると思ったほど光量は稼げませんでした。用途を考えるともう少し明るい方が良かったかも知れません。
調色は3種類となっていて、丁度LED照明の昼白色、電球色、昼光色と同様に切り替えられます。今回は白が最もナチュラルな昼白色に固定して使いました。
先に述べた通り光量はもう少し欲しいところでしたが、アームの折り曲げ自由度が高くセッティングにかなり融通が利いたのは好印象でした。色も昼白色であれば殆ど不自然さはありません。USB給電は場合によって不便ではあるのですが、今回はPCを拡げながらの作業でしたので、むしろプラスの要素です。
今回の撮影ブースとの組み合わせでは距離の都合で光量が少し不足したのは残念でしたが、照明器具としては明るさもそこそこでセッティングの自由度が高いことから実用性は悪くないでしょう。個人的にLEDの光は好きではないのですが、色々と細かく役に立つと思いますので1つは持っていても悪くないかなと思います。
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購入金額
1,499円
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購入日
2024年10月18日
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購入場所
Amazon
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