少量生産ウインドシンセコントローラーMWiC、
ほぼ個人の手作り状態のため「純正ケース」は用意されないのだが、直管のソプラノサックスとほぼ同じ寸法なので、ソプラノサックス用のキャリーケース
を流用して使うことにした。
そのケース、長さはぴったりで、ショルダーストラップもついていて、収納にも持ち運びにも文句ないのだが、唯一MWiCがサックスに比べて大幅に「細い」ため、ケースの中で動いてしまうのが難点。
そこで、「緩衝材」として厚さ10mmの発泡ウレタンのチップクッション
を挟む(正確に言うとクッションでMWiCを「巻く」)ことにした。
このクッション、厚さの割にはしっかりとクッション性があって、「緩衝材」としては申し分ないのだが、素材的な問題でちょっと「滑り」が悪く、MWiCの突起が引っかかってしまう。なんとなく早晩穴を開けてしまいそうだったのと、ちょっとペタつく感じの素材が、MWiCのプラ部品に悪影響(色移りや溶解)を与えたら嫌だな、ということで、「当て布」をすることにした。
こういうときには百均だよねー..と近くの百均で物色。
当初もっとさらさらな布を想像して行ったが、実はそこまで大きい布はあまりなく、破れ補修用の布のような小さなものや、窓の部分飾りのような細長いような物しかない。
それで方針変更して、60×30cmに切り出したチップクッションをカバーできる大きさの布、ということで探したらちょうど良さげなものが見つかった。
それが、株式会社セイワプロの「洗えるカラーフェルト」。大きさ60cm×60cmのフェルトで、その場には10色あった(赤、オレンジ、黄、緑、青、紫、茶、ベージュ、白、黒)。
ケースも黒だし、汚れも目立たなそうだし、好きな色だしということで、黒を選択。
長さはケース(58cm)より長いが、中のチップクッションとは同じなので、なんとかなる?
チップクッションを60cm×30cmに切り出しているのでその倍の面積がある感じ。
どういうふうに使おうかとしばし考えたが、
・テープなどで留めるのはそれはそれで接着成分などがケース内にこもりそう
・ホッチキスやガチャック系の金属の留め具で留めるとMWiCにキズがつきそう
・一旦切ってしまうと戻すことは出来ない
ということで、取りあえずチップクッションを「くるんで」使うことにした。
ちょうど裏に切れ目が来るようにつつんで、前回同様筒状にまるめてケースに入れた。
ジッパーを閉めると、チップクッション単体時よりパンパンになるが、逆にMWiCが動かず、イイ感じ
そこにMWiCを入れてみると...実に具合が良い。
MWiCを入れるときにキーなどの突起が引っかかる感じがせずチップクッションに穴が開く心配がないし、表面サラサラでペタペタもしないので、MWiCの樹脂部品に悪影響もなさそう。
一方、チップクッションとカラーフェルトの固定は特別なことをしなくても、チップクッションのペタペタさ?とカラーフェルトの起毛で摩擦力が強いので、ほとんどズレない。
これでキャリーケースはMWiCとピッタリフィットになったので、持ち運びや収納時も安心!
あと「洗える」ので、演奏後MWiCをバラして乾燥できなかったような場合に、使用後湿ってしまっても、洗えば衛生上安心だしね。
【仕様】
材質:ポリエステル
サイズ:60cm×60cm
色:黒
「ちょうどよい」サイズと価格で文句なし
裁断する必要なく過不足なく使え、税抜き100円で将来への不安もなくなったので!
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購入金額
110円
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購入日
2024年09月03日
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購入場所
Seria
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