USBポートを使った充電に於いては、USB規格の標準仕様の他、高速充電仕様としてQualcom社が制定したQC(Quick Charge)という仕様や、USB規格のUSB PD(Power Delivery)等の仕様があります。
これ等の高速充電仕様は、USB充電器、USBケーブル、被充電機器の全てが同一仕様に合致したものを使用しないと高速充電は実現しません。
USB PDでは、USB Type-Cポートを利用した、比較的搭載バッテリーの容量が大きなものに対応が増えてきました。
私が利用しているものでは、ノートPC、スマートフォン、ミラーレスデジタルカメラ、モバイルバッテリー等があります。
パッケージは、白背景に、メーカーのコーポレートカラーである紫色が印象的なパッケージで、表面には、メーカーロゴ、2ポート対応、高出力GaN充電器という文字がパッケージ上部に印字されていて、充電器本体の写真が中央に大きく印刷されています。
その下に、型番である、NovaPoert DUOⅡ、最大出力45W、USB Cx2の2ポート(PD/PPD充電対応)、超小型!タマゴ(S)サイズ、スマホ タブレットを2台急速充電 PC充電も可能なオールラウンダー!と記載されています。
裏面には、写真と共に特徴が説明されていて、その下に製品仕様が記載されています。
パッケージには、透明のブリスターに入った充電器と、取扱説明書、メッセージカード、アンケート依頼等の紙片が入っていました。
充電器本体は、45mm(W) x 32mm(H) x 29mm(D)と非常にコンパクトで、重量も70gしかありません。
銘版を見ると、2ポートあるUSB Type-Cポートの単独使用で、5V/3A,9V/3A,12V/3A,20V/2.25Aの最大45Wで、USB PD PPS(Programmable Power Supply)という、USB PD 3.0のオプション規格にも対応していて、5V~11V/4.05Aの出力も可能です。
2ポート同時利用の場合、30W+15W若しくは20W+20Wと自動的に最適な出力に振り分けられるようです。
試しに、1ポートだけ使って、USB PD対応ノートPCを充電してみると、19.92V/1.90A=37.90Wで充電できました。
次に、同じノートPCと10W程度の充電が可能なタブレットを同時に充電してみて、ノートPCの充電がどう変わるか確認してみました。
2ポート利用時には、ノートPCには、19.97V/1.41A=28.17Wで充電できることが確認できました。
これは、仕様通り、30W+15Wに振り分けられたものだと思います。
私が所有する別の45W USB PD対応充電器は、2ポート利用で強制的に25W+20Wに割り振られてしまうので、この充電器の方が効率的に充電できると思います。
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購入金額
4,380円
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購入日
2024年09月06日
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購入場所
amazon









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