工房mito craftのmic classic。

大小2つの木片にボルトなどを取り付け、ロボット型のチャームにしたもの。

mito craftのmicシリーズは、今では複数の大きさのものがリリースされているが、原点となっているのがmic classic。

色々な材質、カラーのものがリリースされ、最近では木だけではなくレジンを使ったものも品揃えされているが、当初から高い人気を誇るのが、スタビライズドウッドを素材に使ったステラモデル（最近では、まんまスタビライズドウッドモデルとも呼ばれている）。

スタビライズドウッドとは、木材に着色した樹脂を含浸させることで、均一に硬く、湿気による影響もほとんど受けないよう強化した素材。天然素材に色素を入れるためか、均一にはならず、色の入り方の偏りが出て、木材そのものといった風合いの部分と、天然木ではあり得ない色（真紅や青、緑や紫など）とを隣接させることも出来、神秘的な外観になることから、アクセサリーや万年筆の軸、IEMのフェイスプレート

などにも使われる素材。

その素材を部材に使ったステラモデル（スタビライズドウッドモデル）は、原木から切り出す位置によって色の入り方が一定ではないので、すべて一点ものとなる。

今回ご紹介するのは、販売時A042と呼ばれていたモデル。

ステラモデルは高級ラインのため、木製ケース入り。

カラーモデルの「サファイア」

と一緒に買ったので、こちらは赤系（というか、実際には逆で、A042に合う「対」として「サファイア」を購入した）。

この日販売された赤系のステラモデルに複数良いのがあり、実は別のモデルが第一希望だったのだが、そちらは購入の決済スピードで競り負け、第二希望のA042を購入した。

到着してみると、頭部の方はあまり「スタビ臭く」ないナチュラルな感じで、ボディの方は「スタビらしい」渦というか濁りが特徴的で樹脂っぽさが強い、対照的な着色。

頭部とボディでは樹脂の「入り方」が違う。

光あたり方によって色合いの差が見えるが、ステラモデルとしては頭と胴の色の差が少ない部類。

後ろ姿も結構均一。

全体として、ステラモデルとしてはやや地味だけれど、「サファイア」との相性は良い組み合わせになりました。

組み合わせとしては良いですね

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