パックラフトとは、軽量コンパクトになる折りたたみ式のゴムボートです。又は空気を入れて膨らますインフレータブル式のカヤックとも言われています。
カヤックにするかパックラフトにするか迷いましたが、写真撮影が目的なので安定性を考慮しパックラフトにしました。
一般的なパックラフトは激流下りに使用されますが、写真撮影なので主に静水域での使用を考えています。また、厳冬期使用を考慮し自動排水機能と言われるセルフベイラー式でないものを選びました。ちなみにセルフベイラー式とは常にパックラフト内が浸水していて、大きく浸水した時に浮力により排水し一定の喫水状態に保つ機能です。従って常に一定量とはいえ足元が浸水状態にあるため、厳冬期には厳しいと言わざるを得ません。
僕が選択したのは、Nortik FamilyRaftでファミリー向けで1.5人乗りともいえるモデルです。
色はオレンジもありましたが野鳥等に気づかれにくいようにグリーンを選択しました。
【仕様】
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梱包サイズ:55×30cm
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長さ: 290 cm
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幅: 101 cm
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内部空間: 200 x 40 cm
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ペイロード: 175 kg
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重量: 4.48 kg (本体、シート、ポンプバッグ、収納バッグ)
- 気室数:1
- スケグ(フィン):なし
- デッキタイプ:オープン
【製品一覧】
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収納バッグとマニュアル
持ち運びやすいように取っ手つきです。この収納バッグの中に、以下の製品が全て入っていました。
- パックラフト本体
- ポンプバッグ
空気を入れるためのバッグですが、防水バッグもかねています。
- シート
座面と背もたれがそれぞれ空気を吹き込んで入れるタイプで右が背もたれです。
組み立て方法
- パックラフトの空気入れ口の弁を押し込みます。
- パックラフトの空気入れ口にポンプバッグの口を接続します。
単にはめるだけなので固定できないので抜けやすく注意が必要です。
- ポンプバッグを膨らませてパックラフトに空気を送ります。ある程度、空気を入れたらパックラフトの中に入って正座すると空気を入れやすくなります。
- 座席,背もたれの順に取り付けてから膨らませます。
いざ進水式
水没林で有名な白川湖でパックラフト初の進水式を行いました。パックラフトに足から乗り込んでも安定性が良いのでひっくり返ったりしません。
他に必須の物
以下のものが水遊びには必須なので別途購入しました。
- ライフジャケット
- パドル
直進性に難があるも荷物も載せられ安定性が高い
カヤックと比べると、直進性が劣り強く漕げない。
回転性:直進性の比で表すと
- カヤック=1:4
- パックラフト=2:3
と言った感じでパックラフトで強く漕ぐと回転してしまい真っ直ぐ進むのが困難です。従って、ちょこちょこと漕ぐ感じですね。それでも意外に進みます。結局、カヤックの推進力と比較すると1/3程度でしょうか。
安定性は抜群で、陸地から直接足を入れて乗り込むことが出来ます。但し、又裂きにならないようにオールで抑える必要はあります。
パックラフトの組み立ては超簡単ですが、ポンプバッグで空気を入れるのは結構大変で20回以上かかったような...電動ポンプを使用すると破裂する可能性があるとのことで推薦されていませんが、やはり電動ポンプを使用したいですね。
結構な荷物も載せられて安定性も良いので写真撮影には十分目的を達成できそうです。
今後、直進性の向上の為、スケグ(フィン)が販売されていないようなので自作しようかと思います。また、厳冬期にはパドルから水が滴ってくるのでポンチョで防ごうと思います。
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購入金額
75,000円
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購入日
2024年03月25日
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購入場所
元気商会
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