先日故障HDDをSSDに換装したサブサブPC■(SZ77R5)。
SZ77R5のM/Bは拡張性とコンパクトさを両立するため、Shuttleの独自設計。Mini-ITX M/Bの1.5倍ほどの面積を活かして、Mini-ITXでは普通2スロットになるメモリスロットが4つあるとか、Mini-ITXではPCI Express×16が1スロットになるが、加えて×4が1スロットあり、さらにmini PCI Expressスロットが2つあるなど拡張性が高い。ただUSBポートはそれなりで、USB 3.0がバックパネルに2つ、ヘッダが1つ(ポート2つ分)、USB 2.0がバックパネルに4つ、ヘッダが2つ(ポート4つ分)で、USB 2.0はZ77チップセットが担保する最大数ではない(規格上の最大数は10)。ただ、フロントパネルのUSBポートにヘッダからケーブルを伸ばしてもUSB 2.0のヘッダは1つ余る(フロントパネルにはUSB 3.0とUSB 2.0のポートがそれぞれ2つずつ=ヘッダ換算1つずつで充分)。
そこで、その内部に残されたUSB 2.0ヘッダを有効利用しようと。
USB 2.0の9ピンヘッダの半分を使ってUSBポートをひとつ「生やす」変換ケーブル、StarTechのUSBMBADAPT。
15cmしかケーブル長がないので、PCケースの外までUSBポートを引き出すのはほぼムリ。
なので内部増設用。
USB 2.0なので、最新のUSB接続SSD等を接続しても宝の持ち腐れだが、電波的に問題ないならマウスなどのUSBドングルや、一部のアプリで採用されているコピー防止の「USB Key」、アンテナ部分が外出しできるチューナーなど「抜き差しや操作をする必要がなく、常時接続で問題ないデバイス」を接続してPCケース内に放置...と言うような場合には便利。
なお、この変換ケーブルは、USB 2.0ポート「1ポート用」なので、コネクタが4ピン分しかなく、9ピンのUSB 2.0ヘッダに裏表どちらも「挿せてしまう」ので接続時には注意。USB 2.0ヘッダから、USB 2.0ポートが「2ポート」生やせる変換ケーブルは、ヘッダ側は誤挿入防止に潰してある9ピン目があるので間違わないが、これは信号が通っている4ピン分しかないので、誤挿入には注意する必要がある(ヘッダの1ピン欠けている側に近い方がGND)。
そこさえ注意すれば、ヘッダを無駄なく使えるようにするパーツです。
【USBMBADAPT仕様】
USB A(メス)- USBマザーボードヘッダ(メス)
ケーブル長さ 152.4 mm [6.0 in]
USB 2.0ケーブル 15cm Type-A(メス) - 4ピンマザーボードヘッダ(メス)USBMBADAPT
ヘッダからUSBポートを外出しする変換パーツは多いが...
これはケーブルの長さからして、PCの「内部」にUSBポートを増設するタイプ。そのため、使いどころを選ぶ。
ただ、抜き差ししないUSBドングルなどには便利。
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購入金額
657円
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購入日
2024年03月02日
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購入場所
Startech Japan KK (Amazon)
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