とあるTV番組で時代遅れの烙印を押された『スマホリング』です。
今でも大変便利に使っているので、たとえ時代遅れと言われても全く気になりません。

シンプルなスマホリングです

　今までは「iRing」を使用していましたが、iPhoneの機種変更に合わせて購入したiPhoneケースにアップルロゴのための窓があって、従来のiRingを装着するスペースが無かったため、その窓に合うサイズのスマホリングを探していたところ、本製品に辿り着きました。

iPhoneケースのロゴ窓部分に取り付けたい

　iPhoneケースのロゴ窓のサイズは約φ25㎜で、そのサイズに合う貼り付け面を持つと思われるスマホリングは、100均セリアで売っているモノと本製品の二種類でした。

　セリアの方を第一候補にしていたのですが、妻が同じものを購入して先に使用していましたが、すぐにユルユルになるということが判明して使うのを止めてしまったので、私も２個ほど購入していましたが、急遽本製品を採用することにしました。


　 製品の特長

　本製品は貼り付け面が透明樹脂製で可動部が金属製です。カラーは「ブラック」ですが、漆黒ではなく艶々で滑らかな黒鉄色といった印象です。貼り付け面が粘着材も含めて透明なので、貼り付ける下地の色や模様などのイメージを損ねないというのが特徴です。

テカテカのブラックです

貼り付け面は透明、サイズはφ22mm

何となく「おしゃぶり」にも似てますね...

製品名：フィンガーリング
カラー：ブラック
材　質：ポリカーボネート、亜鉛合金、アクリル系粘着材
取付方式：粘着式
製品寸法：6.5 × 27.4 × 43.5㎜
貼付け面：寸法φ22㎜
製品重量：約30g
付属品：吸着強化フィルム、交換用両面テープ

　 使い勝手

　本製品の貼り付け面のサイズはφ22㎜ということで、新しいiPhoneケースにも問題なく取り付けが出来ます。今回はロゴ窓の中央に貼ってみましたが、リングを上に向けて畳んだ時にiPhoneカメラのセンサー部分に少し掛かってしまうようなので、下側一杯まで寄せた方が良かったかも知れません。

ロゴ窓に合ったちょうど良いサイズです

色は微妙に違いますが、まぁ良しとしましょう

ロゴ窓の縁が出ているので、畳んでもちょっと浮いてしまいます

上向きだとカメラのセンサー部に少し掛かります

とりあえず、下向きに畳めば特に問題なさそうなのでこれはこれで良しとしました。

　リング部分は比較的細めで真ん丸なタイプです。D型タイプ（一部直線的にカットされているタイプ）のように厚みと角がないので指への負担が少なく済みます。何より飽きの来ないデザインが好印象です。

指のかかり具合も良好ですが、こういう使い方はほとんどしません

　しかしながら、この滑らかな丸みのために犠牲になっている機能があります。それがスマホスタンドとしての機能です。動画視聴などスマホを置いて使う時にスマホリングを使ってスタンドとして活用するのがスマホリングのメリット一つです。横使いの場合はスマホの長辺が接地しているのでそれなりに安定感がありますが、縦使いの場合はスマホの接地部分が少なく横方向への踏ん張りが利かない上、リングの丸みのせいでかなり不安定になります。

横向き（映画視聴など）の場合、この向きにするか

この向きでも安定します

私はこの使い方（角度）がお気に入りです

　私がスマホリングを使う一番の理由は、縦読み漫画や動画を視聴するためのスタンド機能なので、この機能が弱いのは致命的です。リングの可動範囲や固さなどはちょうど良いので、とても残念な感じです。

リングの向きを横にしようが、

縦にしようが、グラグラです
ケースやストラップもグラグラの原因になってます

ちょっと触ったらコケるレベルなので
このケースでこの向きは推奨できません