レビューメディア「ジグソー」

今どきの小型プロジェクター

我が家では、CATVのSTB(セットトップボックス)や、液晶テレビにAndroid TVが搭載されていて、本来のCATV及びテレビ放送コンテンツを観る以外に、ネットワーク経由で様々な動画コンテンツを表示することができます。
このプロジェクターも同様で、Android TV 11.0を搭載しています。
なので、ネットワーク(Wi-Fi)接続の設定をすると、映像ソースを何も接続していなくても、映像コンテンツをネットワーク経由で投影可能です。

プロジェクターは、入力した映像信号を、大型スクリーンに投影するという従来の概念とは異なる商品です。

パッケージは、縦長の立方体形状で、商品イメージの写真と共に、メーカーロゴと共に、プロジェクター、マルチメディアの文字が記載されていて、英文記載の面には、ピクトグラムと共に、120 ANSI Lumens、Native 1280x720P、Up to 130" Huge Screen、4K Video decording、Dual Band WiFi 6という記載があります。

 

ANSI Lumensとは、各社独自ルールによるルーメン(lm)表示を統一するために、The American National Standards Institute (ANSI、アメリカ国家規格協会)が定めたルーメンの規格です。
この規格に基づいて表示されたANSI Lumens値を比較することで、どちらが明るい光源を備えているかが比較できるようになります。

 

パッケージには、プロジェクター本体、リモコン、AC電源用メガネケーブル、HDMIケーブル、クイックインストレーションガイドが入っていました。

プロジェクター本体は、筒状の形状をしていて、前面に投影レンズ、背面には、電源スイッチ、HDMI入力端子、3.5φヘッドフォン端子、USB Type-A端子、メガネケーブル用AC電源端子が付いています。

筒状のプロジェクター本体には、180度以上任意の角度でプロジェクターを保持出るスタンドが、予め取り付けられています。
壁面や天井に向けてコンテンツを投影することができます。
レンズ面及び背面には、多くの通風孔があり、放熱を助けているようです。
冷却用ファンがあり、多少ファンの音が聞こえます。

 

筒状のプロジェクター上部レンズ側には、フォーカスリングが備わっていて、投影面までの距離に応じて、フォーカスを合わせます。

Android TVを搭載しているので、電源を接続し、Wi-Fi接続の設定さえ終われば、Amazon Prime TV,Netflix,Claro video,Youtube,Disney plus,Facebook等様々なコンテンツを見ることが可能です。
云ってみれば、最近話題のチューナレス液晶テレビのプロジェクター版といったところです。

 

プロジェクターの解像度は720Pなので、決して高精細ではありませんが、スピーカーも内蔵しています。
必要に応じて、Bluetoothスピーカーを接続することも可能です。

背面の電源スイッチで、電源のON/OFFが可能ですが、別途リモコンでも操作できます。

リモコンは単4乾電池2本が必要ですが、乾電池は付属していないので、予め用意する必要があります。

トップ画面には、プリインストールされているコンテンツサービスの一覧が表示されます。
画面右上部には、セットアップやHDMIへの入力切替、Bluetooth設定、Wi-Fi設定、日時等のアイコンが小さく表示されます。
この画面構成からも、プロジェクターというより、Android TVビューアーと云った方が正しいかもしれません。

設定画面では、Wif-Fi設定、Bluetooth設定、言語設定、投影画像設定、音量設定、日時設定、その他の設定があります。
Wi-Fi設定等、パスワード入力等をリモコンで行うのは面倒なので、私は、USB端子にキーボードを繋いで設定しました。

USB端子には、USBメモリーやポータブルHDD等の外部ストレージを接続することができ、ストレージ内のファイルを選択することで、動画ファイルの再生を行うこともできます。

その他に、Miracastも備わっているので、スマートフォンの画面を無線接続で、簡単に投影することも可能です。

 

プロジェクターの明るさが、120 ANSI Lumensということでしたが、明るい部屋では、日の当たらない箇所に投影しても、色ノリが薄く快適に見ることはできません。
基本的に、真っ暗な時に見ることが前提です。

自動台形補正機能が搭載されていて、自動で台形補正したり、手動で台形補正をしたりできますが、過度な補正は自動ではできず、また、過度な補正を手動で行っても、ピントが均一になりません。
画面は可能な限り、綺麗にセットしたうえで、補正を行う方が良いと思います。

  • 購入金額

    17,999円

  • 購入日

    2023年11月18日

  • 購入場所

    amazon

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