普段デスクトップPCを使い慣れていると、ノートPCでは、入出力インターフェイスの不足を感じます。
例えば、私が使用しているノートPCでは、USB Type-A(10Gbps)x1,Type-A(5Gbps)x1,Type-C(10Gbps),HDMI,micro SDインターフェイス,ヘッドセットジャックが備わっています。
ところが、USB Type-Cは、USB PD対応なので、USB PD対応USB充電器を繋ぐことで、ノートPCに標準添付された大きなACアダプターを使わなくてよくなります。
しかし、USB Type-Cコネクターを使う際には、その充電器を外して、ノートPCはバッテリー駆動しなければならなくなります。
このドッキングステーションを使うことで、そんなインターフェイス不足を賄おうと考えました。
パッケージ表面は、白バックに、鮮やかな水色で、メーカーロゴとDOCKING STATIONというもじのみが印字されています。
文字と同じ色で、長辺のサイド面は塗られています。
パッケージ裏面には、同じくメーカーロゴとDOCKING STATIONの文字及び型番とメーカー情報が記載されています。
パッケージサイズは、2633mm x 88mm x 25mmで、重量は239.7gでした。
パッケージには、本体と取扱説明書及びHDMIセットアップガイドが入っていました。
取扱説明書及びHDMIセットアップガイドに日本語の表記はありません。
このドッキングステーションは、USB 3.0 Gen1(5Gbps)Type-A x3,USB 2.0(480Mbps) Type-A x1,USB 3.0 Gen1(5Gbps) Type-C x1,SD Slot x1,micro SD Slot x1,HDMI x2,ギガビット イーサコネクタ x1,USB PD IN(100W) x1,ヘッドフォン x1と多彩なインターフェイスを備えています。
これにより、ノートPCのUSB 3.0 Gen2(10Gbps)のポートを一つ消費して、上記の多彩なインターフェイスを追加することができます。
USB Type-Cのデバイスを使う時でも、USB PD INから電源をノートPCに供給しながら行えます。
そこで、各端子が仕様通りに動作するのか確認してみました。
先ずは、USB Type-Cですが、このインターフェイスは、5Gbpsなので、20Gbps対応のUSB Gen2 x2 SSDを繋いでDiskMarkを走らせてみました。
シーケンシャルリードで、460MB/sなので、5Gbpsの仕様は満たしていました。
次に、同じSSDを使って、USB Type-A(5Gbps)のDiskMarkを見てみると、USB Type-Cと同程度の速度だったので、これも5Gbpsの仕様を満たしていました。
同じSSDを用いて、USB 2.0(480Mbps)でDiskMarkを走らせると、シーケンシャルリードで、42MB/sなので、これも480Mbpsの仕様を満たしていました。
ヘッドフォンも、USB Type-CからのデータをD/Aコンバーターを通じて、ちゃんと音を再生することができました。
次に、micro SD/SDカードですが、共に同じインターフェイスなので、256GBのmicro SDカードをSDカードアダプターに挿して、SDカードスロットを使って、DiskMarkを走らせてみました。
仕様では、最大104MB/sと記載されていましたが、シーケンシャルリードが96MB/sと、ほぼ仕様通りの速度で読み書きできました。
USB 2.0相当の速度しか出ないアダプターも多い中、立派な速度だと思います。
私のノートPCには、イーサコネクターが無く、ネットワークにはWi-Fi経由でしか接続できなかったので、ギガビットイーサーコネクタの増設はとてもありがたいです。
ネットワークのプロパティをみてみると、ちゃんと1000Mbosで接続されていて、これも仕様通りです。
ここまで、順調だったのですが、HDMIでつまずいてしまいました。
私のノートPCに搭載されているUSB Type-Cは、ビデオ出力にも対応していて、外部モニターとUSB Type-Cケーブル1本で、モニターの電源も、映像信号も、外部モニターのタッチ信号も通信出来ているので、当然大丈夫だと思っていたのですが、2台の4Kモニターに接続してみましたが、残念ながらHDMI端子は、2基ともPCに認識されませんでした。
マニュアル通りに接続(HDMI+USB PD IN)/操作しても、拡張モニターが認識されることはありませんでした。
私のPCが、何らかの仕様を満たしていないのかもしれませんが、注意が必要です。
このドッキングステーションは、天面がスラントしていて、ノートPCの脚として、ノートPCの後方に敷くことで、キーボード面に角度が付き、好みにもよりますが、キーを打ちやすくなります。
インターフェイスがノートPCの背面に並ぶことで、操作中にケーブルが散乱することを避けることができます。
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購入金額
0円
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購入日
2023年10月21日
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購入場所
amazon
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