娘さんが帰宅した際に「ドアホンのスピーカー壊れてるよ、何も聞こえん」と。
え?スピーカー壊れてるの!?
試してみたら、確かに外からの音声は聞こえるのに、中からの音声は外に聞こえない、って状態に……
う~ん、流石に寿命ですかね?
って事で、新しいドアホンに取り替えました。
シンプルで分かりやすい配置
先ずはパッケージ。段ボール箱にメーカーロゴと商品絵が印刷されたタイプ。
まぁ、ドアホンなんて工事終わったら箱要らないので、これで十分ですよね。
そして、内容物一覧。
中央にある白いのがモニター親機のVL-MZ35、その右にある銀色のがカメラ玄関子機のVL-V572L。
施工説明書に、取扱説明書、保証書、そして、ねじ類。
カメラ玄関子機。
メーカーサイトでは「スタイリッシュデザインのカメラ玄関子機」との謳い文句ですが、シルバーのカバー部分は金属製ではなく「難燃樹脂」になっています。
上位機種だと「アルミ合金」だったりしますが……まぁ、お値段相応です(w
カメラ玄関子機の背面。赤い注意シールの右側が信号線を取り付ける位置です。
モニター親機。
モニター部は「3.5型TFTカラー液晶ディスプレイ」で、本体上方黒い部分の一部です。
モニター親機の背面。
今回選んだVL-SZ35KFは、メーカー曰くのシンプルタイプに分類されるモデルです。
上位機種には『家じゅう「どこでもドアホン」』だとか『スマホで「外でもドアホン」』だとかがある訳ですが……
その辺りになると、一気にお値段が高く……orz
まぁ、訪問時録画機能は付いているので、留守中に誰か来ても、誰が来たのか分かりますし。
外出中にスマホで応対しないと駄目なケースが思い浮かばないので(w
逆に在宅中だとドアホン付いてるリビングに居てるので、他の部屋で応答が必要になる事も無いし、って感じですね。
カメラ玄関子機に関しては、上位機種でも外観ほぼ同じなので……
モニター親機も液晶のサイズが変わりこそすれ、基本的なボタン類の配置等は大差無い感じですね。
親機も子機も、スッキリしていて分かりやすい配置なのが良いです。
工事自体はとても簡単、ただし要資格!
では、さっそく工事を始めたいと思います。
先ずは室内にてモニター親機の取り替えから。
最初に工事の準備って事で、モニター親機背面にある「壁掛け金具」を取り外します。
えぇ、電源コード要らないんです。何故なら電源直結するから。
今回購入したVL-SZ35KFは「電源コード式」なので、モニター親機に電源コードが付いていますが……
電源直結式のVL-SE35XLだと、カメラ玄関子機が標準レンズのみで広角非対応なんですよね。
と言う訳で、広角対応くらいはしておきたいので必然的にVL-SZ35KFに。
ちなみに、VL-SZ35KFとVL-SE35KFは流通経路の違いによって型番が異なってるだけで、中身は同じ商品です。
最初、電源コード式と言う事で、これは駄目だなぁ、って思ったのですが、VL-SZ35KFの紹介ページに「電源コードを外すと電源直結式になります」の文字を見つけたので問題解決(w
と言う訳で、電源コードを外しました。
ストッパーの部分をマイナスドライバー等で押し込むと電源コードが外れる……筈なのですが、ストッパーの部分がかなり固く、なかなか抜けずに苦労しました(^^;
なお、ここで注意喚起しておきますが……
電源直結式での工事には「電気工事士」資格が必要です。
無資格で電気工事を行った場合「3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役」が科せられると電気工事士法で定められていますので、ご注意ください。
まぁ、宅内での工事なので何か問題が起きない限りはバレないので……と、安易にやっちゃう人も少なくないようですが……
その何か問題が、の部分が火災や事故に繋がりかねないので、ちゃんと有資格者に工事を頼んでくださいね。
さて、話を戻して工事の続き。
これまで使用していたモニター親機、VL-MV30を取り外します。
なお、当たり前の事ですが、工事を始めるに辺り、作業場所であるリビングのブレーカーは落としてあります。
本体を上方向にずらして壁明け金具から外します。
が、この時、本体背面は電源線および信号線が繋がったままなので、十分に注意して外します。
先程同様に、ストッパー部分をドライバーで押し込んで電源線を抜きますが……
本当に固くてなかなか抜けないんですよね……
ストッパー部分を無理に押し込み過ぎるとストッパー部分を破損しそうだし、かと言って、電源線を無理やり引っ張って断線しても困るし、と言う感じで、四苦八苦しながら抜きました(^^;
さて、何とか抜けた電源線を新たなモニター親機VL-MZ35に接続します。
今外したのとは逆の手順でストッパー押し込みながら、電源線を差し込みます。
無極性になっているので、どちらを差し込んでも問題は無いです。
同じ要領で、今度は信号線を差し込みます。
カメラ玄関子機に接続する端子は1番と2番なので、そこだけ間違わないように差し込みます。
電源線、信号線、の接続が出来たら、本体を壁掛け金具に取り付けます。
これで室内側のモニター親機の工事は完了です。
今度はカメラ玄関子機の取り替え。
これまで使用していたカメラ玄関子機VL-V566を取り外します。
本体下部にマイナスドライバーを差し込んで、ネジカバーの部分を跳ね上げます。
カバーを跳ね上げると、その下にネジが見えるので、ドライバーでネジを緩めます。
ネジを緩めると本体が取り外せるようになります。
こちらも背面側は信号線で繋がったままなので、断線させないように注意して。
日の当たる屋外に設置されていたせいか、信号線の被覆がボロボロになっています。
線を切って新たに被覆を剥がして……とも思いましたが、全体的に被覆が乾燥してパリパリになっている感じなので、下手に弄らず、被覆が禿ている部分に絶縁テープを巻いて補修するに留めました。
本体を外した後、露出ケースも取り外します。
露出ケース後には、かなりの汚れが付いていました。
信号線はテープ巻いた後なので、どちらも同じ色になっちゃってますが、先の方少しだけ赤白が分かるようにはなっています(^^;
取付部の汚れを拭き取った後、新たなカメラ玄関子機のVL-V572Lの露出ケースを取り付けます。
カメラ玄関子機に信号線を接続します。
こちらも無極性なので、赤白どちらをどっちに差し込んでも問題はありません(^^;
最後に化粧カバーを取り付ければ、カメラ玄関子機も工事完了です!
後は落としていたブレーカーを戻して、動作テスト。
問題なく外の様子が映りました。
正直、工事って言う程の物でもないので、交換するだけなら無資格者でも出来ちゃうんですよね。
単純に安全性の問題だけの話。
青色LEDが鬱陶しい……
工事も完了したし、通電も問題ないので、実際に来客時にどんな感じになるのかの確認を。
初期値ではワイド(広角)になっています。
かなり広い範囲が見える反面、画像が若干歪んでいる感じ。
ズームに切り替えた所。ズームと言うか、標準の画角ですね。
ズーム時は表示位置をずらすことが可能ですが……
まぁ、普通は真ん中のままで使うのが一番使いやすい気がします。
基本的には標準の状態で問題ないので、設定を変更して常時ワイド状態に切り替えました。
正直、ワイドじゃないと映らない所(ドアホンの死角)に移動してるような輩は、何らかの悪意を持っている来訪者くらいでしょうね。
LEDライト搭載なので、夜間でも明るく映りますね。
ただ、試して貰った娘さん曰く、来訪側はライトが眩しい、との事。
モニター親機の右側面にはSDカードスロットがあります。
本体メモリでも50件まで録画出来るとの事ですが、大昔のデジカメに使用していた4GBのSDカードが出てきたので、差し込んでおくことにしました。
4GBのSDカードだと約500件録画が可能との事ですが、500件も録画出来たら十分な気がします。(1件約30秒程度の動画)
宅配便とかなら良いのですが、中には宗教勧誘だとか、悪質な勧誘系の迷惑客もいたりします。
VL-SZ35KFには「あんしん応答」と言う機能が付いていて、それをONにしておくと、ドアホンが押された時点で固定メッセージを流して、来訪者に名前と用件を促してくれます。
と同時に、自動的に録画・録音してくれると言う……あら便利♪
なのですが……
この「自動あんしん応答」をONにしていると、モニター親機の「あんしん応答」のLEDが点灯するんですよね……しかも、高輝度青色LED……(ーー;
常々思うんですが、こういう製品開発してる人たち、何で青色LEDを、しかも高輝度のものを採用しちゃうんでしょうかね?
はっきりキッパリ、非常に鬱陶しいです。
他の色にするか、せめて低輝度タイプにするか、もしくは輝度の変更が出来るようにするか、そのくらいの配慮は欲しい物です。
もうね、この青色LED1つで全てがぶち壊し、ってくらいに鬱陶しい……
どうにか出来ないかと、ぐぐってみたらセリアでLED減光ステッカーなる物が売られている、との事で、さっそくセリアに見に行ったんだけど……残念な事に、既に廃盤になっているらしく販売されていませんでした(泣
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購入金額
21,422円
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購入日
2023年09月05日
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購入場所
ヤマダ電機 楽天市場店
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