イヤーピースとしてのサイズが少し大きめ+真鍮コアで変形が少ないのでサイズ表記で少し小さめを狙うのがベスト。

個人的には1～2サイズ下げるのがちょうどいい感じ。

けっこう高さもあってどうしても奥の方に突っ込む形になるので大抵の場合、装着感としては悪くなる方向に行くと思います。

長期間使ってくると真鍮ならではの弊害というかなんというかで緑青が発生します。

しかもなぜか空気に直に触れているであろう内側ではなく外側に発生してシリコンの方に移ってしまいます。

良いのかどうかはわかりませんが、一応コア部分は無理やり取り外すことができるようにはなっているので取り外して掃除する以外にケアする方法はなさそうです。

TechnicsのEAH-AZ80で聴いてみています。

AZ80とコレイルの組み合わせ、各所で最高の組み合わせと言われているらしいです。

上位互換なのだと。

ですが、僕はそうは思いません。

確かにピンポイントで見ていくと良くなってるかなぁと思えるところもあるのですが、全体的なバランスでは純正の方が優れているように感じます。

具体的に書くと低域は少しこってり目になってそういうのが好みの方には合いそうです。

個人的にはコレイルはかなりこってりな豚骨ラーメン、純正はあっさり目な醤油ラーメンという例えをしたいです。

しかし、外音コントロールをオフにしたときは低音が他の音域を埋めてしまってせっかくのAZ80の魅力でもある綺麗な中高域が台無しになるほど。

個人的にはNCかアンビエントモードで使いたいです。

コストパフォーマンスというよりは普通にお値段の問題ですｗ

2ペアで4000円…

やっすいイヤホンが買えるお値段ですｗ

僕はたまたま頂いたものなのでいいのですが、普通に買うとなるとまずお高いと感じます。

それで最高のバランスが得られないということで気分で使う感じ。

その4000円でAZ80純正イヤピを何セットか予備で確保しといた方が個人的には幸せだったりして…？

コレイルというイヤーピースのポイントは真鍮コアを内蔵していることによる音質の変化。

ではその真鍮コアを抜いたらどうなるのでしょう？

真鍮コアは音導管の出口側にはまっているだけなので意外と簡単に取り外せます。

恐らくメーカー推奨外のことでしょうからやらない方が良いとは思いますが僕の場合はヨドバシからのもらい物なので気にせずやっちゃいます。

まず装着した感じはコアがなくなってシリコンだけになったことで音導管部分が柔軟になるので異物感がかなり減ります。

そして音質はというとわかりやすいかまぼこになります。

良くも悪くも真鍮コアがあることで響きが乗っていることを実感しました。