組み始めてみてわかったのは、普通に説明書どおりに組んでも思うようにいかないこと。オイルやブレーキの配線とか、固定していいとこといけないことなんかがなかなかわかりにくいです。

どうにかシャシーは形になってきたけど、実は塗装でミスってます。なので、ウェザリングでごまかす予定。クラシックだしね。

でも、これ作れたらすごく自信つく気がする。

デカールまで完了。塗装は失敗しましたが、マークなどが入るとなんとかごまかせそうです。あとちょっとで完成。この水につけてから張るタイプ、ほんとに30年ぶりです。当時はうまくできなかった。

まだ仮組ですが、様になってきました。

本当に難しかったです。毎日帰宅してからコツコツ作っていって、

やっと完成しました！

写真はD750＋AF-S 60mm Macroでぼかしまくってやりました。

ハンドル＆メーターまわり。メーターにスマホ用のレンズシールを張ると光沢が出ていいらしいです。そのうちやろうかな。

ライトまわり。カウルがまったくないネイキッドなのでシンプルですね。ウィンカー部分は接着剤で止めただけで、メッキをはがさないと全然つきません。何度もやり直したので結構汚い。

クラッチカバーとブレーキまわり。エンジン始動用のキックはしまった状態で固定です。エンジンはシルバーで塗りましたがムラだらけ。

左のスプロケットカバーのあたりと、エンジンのフィン部分。結構頑張って溝は掘りましたが、もっときれいにできましたね……　ここは後で墨入れもする予定。

あとはフロントブレーキと……

リヤのスプロケット周り。チェーンは塗装に失敗してます。スプロケットの色変えれば結構いけるかな。

マフラーの出口付近。ここはススで汚したい。

完成するまではもっといろいろやろうと思ってましたが、実際は組みあがっただけでかなり満足でした。細かいパーツが多いのと、接着剤で固定して浮かせるようなパーツが多くて本当に難しいですね。それだけに結構やり切った感あります。

プラモデルに関しては、レーサーレプリカよりもネイキッドとかアメリカンとかみたいな無骨でパーツが丸見えのバイクの方が、作り甲斐はありますね。説明書通りにやっても順番とかうまくいかないところもあって、しっかり前後を確認してからやらないとうまく作れませんでした。

半年近くかかりましたが、充実感はとてもあります。プラモデル制作の細かな作業を教えてくれた1台でした。

組み上げてみて思ったのは、ある程度メカについて知っていれば、ディテールから構造などを学ぶのに最適ってことでしょうか。

自分はクルマに関してはブレーキや車高調を交換できるくらいのスキルはありますが、バイクは全然知らず。ただ、作りながら何がどんな機能を持っているのかは少しずつ学んでいけました。

エンジン内部まではさすがに作っていませんが、チェーンやスプロケット、エキパイ、キャブレターなどのパーツは、実車の写真を見比べながら再現度も確認していました。

ちょうどバイクを探していた時期でもあったので、どうやってメンテしているのかとか、レストアの動画なんかを見ながら作れたのも楽しめた部分ですね。

決定的な問題としては、サイドスタンド取り付けパーツを紛失してしまったこと。そこはランナーのネームプレートを小さく切って無理やりつけました。見た目はダサいですが、フォルムとしては問題ないでしょう……。

あと、リヤタイヤのセンターはちょっとずれてしまいました。ここは調整のしかたがよくわからず、致し方なかったかな。

塗装についても、もっときれいにできたかもしれませんが、初めての、しかも筆塗りならこんなもんでしょう。あとでクリア吹いてみようとも思いましたが、気力が足りず組んじゃったので今回はこれで。

接着剤必須のプラモということもあり、差し込めば固定されるようなパーツはあまりなく、たいていは乾いて固定しないといけないパーツばかり。人によっては投げてしまうかもしれません。

ただ、自分には意外とこういう作業は向いてたみたい。クルマよりもディテールが細かいぶん、作り甲斐はかなり感じられました。ほかのバイクを作りたいかと言われれば、作ってみたいと思えます。次はホンダ・スティードかハーレーですかね。GB250クラブマンがあったらよかったんだけど……

あとで下回りのウェザリングだけ追加してみようと思いますが、いったんこれでSR400は完成ってことで！　気が向いたらガレージっぽいジオラマとかも作ってみたいです。