PCのHDD空き容量が足りなくなってきました。
データドライブとして使用している内蔵HDDは購入時の基本構成なSATA1TBのもの。
大容量の物に換装する手もありますが……今時だとSATAのドライブが……ね……
換装するにしてもSATAだと2TBのくらいしか無いんですよね……
で、どーせ据え置きノートだし、普段余り使う事の無いデータを全部外付けHDDに追い出せば良くね?って事で、外付けHDDを購入する事にしました。
今だと1TB辺りの単価が一番安くなってるのが6TBのようで、1TB辺りの単価が2,000円弱。
製品価格としては1万円ちょっと。
それに比べて内蔵用SATA-HDDだと2TBで1万円前後……(^^;
6TBの外付けHDDの中で、そこそこ評判の良さそうなBUFFALO HD-NRLD6.0U3-BAにする事にしました。
LEDが鬱陶しくない!配慮の行き届いた製品仕様が◎
内容物一覧。
外付けHDD本体に、ACアダプタ、接続用のUSBケーブル、取扱説明書(保証書)。
USBケーブルは本体側が Micro USB Type-B(3.0)、PC側が USB Type-A(3.0)。
本体正面。左下にBUFFALOのロゴ、右下に赤のライン。
なお、赤いラインは単なるデザインです。(縦置き時の天地識別用だと思われる。)
向かって右側面。左下にBUFFALOのロゴ、右上にLEDランプ。
LEDは電源/アクセスランプになっているようです。
TVやレコーダーの外付け録画HDDとしても使える製品なので、LEDの光が邪魔にならないように配慮されているようです。
正直、PCで使う場合でもLEDを確認する事なんて先ず無いので、こういう配慮がされているのは非常に有り難いですね。
反対側、左側面。こちらは縦置きした場合に底面になるので設置用の足が四隅に付いてます。
本体背面。製品ラベルと各種インタフェース。
右側中央寄りにUSBポート、その右に電源ポート。
それらの上にある切り欠け部分はセキュリティスロットになっていて、別売りのセキュリティグッズを用意すれば盗難対策も行えるようです。
本体底面。四隅に設置用の足が付いています。
そして右上にはデータ復旧サービスの案内シールが貼ってあります。
公式サイトより各部名称。
公式サイトの仕様一覧ではUSBの仕様が「インターフェース USB3.1(Gen1)/USB3.0/2.0」と記載されているのですが、画像上では「USB3.2(Gen1)/USB3.0 ポート」となっていたり……
実はこれ、単純に表記が異なっているだけで、仕様そのものは同じものなんですよね……
USB3.1 Gen1は旧名称で、現在は改名されUSB3.2 Gen1と呼ばれているだけの事なのですが……
まぁ、こういう細かい部分もちゃんと修正しておく方が良いんじゃないですかね?>メルコさん
ちなみに、USB3.2 Gen1なので転送速度は最大5Gbpsとなっています。
ファンレス仕様って部分と、LEDが本体後部で光っても邪魔にならない、ってのが大きなポイントだと思います。
後は、実際に使用してファンレスで大丈夫なのか、ですかね……
稼働中でも、とても静か
さっそく使ってみたいと思います、って事で、PCに接続した状態が以下。
USB変換HUBを通して接続しているので、HUBに搭載されたカードリーダー等もドライブとして表示されていますが「BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA」はEドライブになっています。
データドライブなDドライブのHDDが真っ赤っ赤ですね(w
さて、接続した「BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA」の使用ドライブの素性を確認。
使用するのは皆様お馴染みの「CrystalDiskInfo Shizuku Edition」。
中身のベアドライブは、東芝のDT02ABA600Vのようです。
TV録画にも対応したHDDとして、性能的にも定評のあるドライブですね。
データ書き込み方式はSMR方式、回転数も5400 rpmと、速度よりもコストと低発熱を重要視した仕様になっています。
今回の用途は作業用ドライブではなく、データバックアップ用のドライブなので、仕様的にも用途に適したドライブだと言えます。
ドライブのプロパティ。
初期状態で少し容量食われてます(^^;
Eドライブ開いてみたら『故障予測サービス「みまもり合図」』用のファイルが入っていました。
今回特に使う予定は無いですが、容量的に問題になるサイズではないので、そのまま放置しておきます。
ちなみに、ドライブルート直下にあるAutorun.infとIcon1.icoでエクスプローラー表示時のドライブアイコンを設定しているようです。
この後、実際にDドライブおよびCドライブから、普段殆ど使うことは無いけど、とりあえず残しておかなきゃならないデータの類をEドライブへ移動しました。
移動した容量概ね800GB程度。
室温27度で移動前後の温度が、PC内蔵SSD(Cドライブ)で40度→43度、PC内蔵HDD(Dドライブ)で31度→37度、本製品(Eドライブ)が27度→35度でした。
一気にファイル移動したので、それなりに温度上昇していますが、それでもPC内蔵HDDよりも低い温度で済んでいます。
普通に使う上でファンレスである事が問題になる事は無さそうです。
ケースはファンレスだけど、ドライブのシーク音はどうなの?って辺りも気になりますが……
うちの場合、PCからUSB変換HUB経由してモニタとキーボード&マウス繋いでデスクトップとして使用している関係上、モニタとPCの距離が若干離れており、PC本体横に設置した「BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA」のシーク音なんて全く聞こえない状態でした。
「BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA」より奥に設置している、ファイルサーバーの稼働時にはHDDのシーク音がガリガリと聞こえているので、東芝DT02ABA600Vのシーク音自体が静かなのに加え、外付けケース自体の静音&防振対策がバッチリ効いているのだと思います。
さて、話変わって、コスパのお話。
価格.comでベアドライブであるDT02ABA600Vの価格を見てみると、過去2年間での最安値が2022年の3月で10,680円。平均価格が11,933円で、これを書いている2023年8月9日現在の最安値は12,078円のようです。
今回「BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA」の購入価格が11,800円なので、ベアドライブ買うよりも外付けケース付きで買う方が安上がり、と価格の逆転現象が起きています。
過去の最安値と比べても、この差額ならケース付きの方が……って感じですね。
6TBのベアドライブの今日の最安値を見てもWESTERN DIGITALのWD60EZAXで11,000なので、ベアドライブと外付けHDDの価格差が殆ど無いように思います。
まぁ、外付けHDDの場合、購入してみないと中のドライブの素性が分からないので単純比較するのはどうかと言う話はありますが……
今回の「BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA」については、コスパ的にも悪くない買い物だと思います。
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購入金額
11,800円
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購入日
2023年08月06日
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購入場所
ムラウチ(楽天市場)
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