Thermalright LGA1700-BCF
一時期話題になっていたLGA1700の反り防止金具です。セールで安くなっていたので買ってみました。
公式では「大丈夫」と言っているので個人的には不要だと思っていたのですが、灼熱のCore i7を空冷で冷やしているので物は試しということで。
ちなみに1年ほどマザーにつけて放置していたG7400は目に見えて歪んでいました。
内容物は読めない説明書と本体、トルクスドライバとなぜかついてくるグリスです。
トルクスドライバがついてくるのは別途工具を用意する必要がなくてありがたいですね。
ちなみにこの付属しているグリスはThermalrightのTF7は熱伝導率12.8W/mKとなかなかの性能。
というより単体でグリス買うほうが高い。
R1付属のCryorig CP7より良さそうなので今回はこっちを採用してみます。
裏面はマザーに接触するのでゴムみたいなのがついています。安心だね!
どうせ見えないからいいけどIntel12THの刻印があります。
使ってるの13世代だよ。
マザーに標準でついている金具を取り外してLGA1700-BCFを取り付けます。
ネジはもともとソケットについているものを使用します。
また、ネジを外すとソケットのバックプレートが落下することがあるので必要に応じて押さえながら作業しましょう。
こんかいはR1のリテンションがついているのでそのまま作業して大丈夫でした。
ヒートスプレッダの周りを覆ってくれるのでグリスが塗りやすいです。
ないことはない
金具装着前にベンチマークを数回回し続けたら最大で97℃に到達していました。
やっぱり空冷では熱いですね。このまま負荷をかけ続けるとサーマルスロットルが発動しそうです。
金具装着後に同じようにベンチマークを数回回してみた結果は最大90℃と約7℃下がりました。
最大値だけ見ると-7℃とはいえまだ熱いように感じますが、温度の上がり方は明らかに緩やかになったので確かに効果はあります。
新品かつ高級なマザーボードの場合は保証を消し飛ばしてまで着ける意味があるかといわれるとかなり微妙ですが、今回のような購入後しばらく経過した廉価マザーの場合はつけてみてもいいかもしれません。
オカルトチューンみたいなものだけどね。
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購入金額
1,034円
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購入日
2023年08月03日
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購入場所
Amazon
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