パッケージは、背面が白、全面が透明のチャック付きビニール製袋に2本入っていて、表面には、バーコードを印字したシールが貼られていました。

そのまま取り出しても、小さくまとめられたままで、ビニタイ等での固定もされていません。

2本は、1本づつ小さく巻かれたものが、重ねられて、パッケージに入っていました。
ケーブル長は、端子部を除いて94cmでした。

このケーブルの利用目的は、スマートフォンやタブレット、ノートPCを、USB Type-C充電器と接続して、充電用ケーブルとして利用するためです。
この充電ケーブルは、USB PD(Power Delivery)対応で、且つQC(Quick Charge)3.0にも対応しています。
USB PDは、本来仕様としては最大100w(20V/5A)迄の充電が可能ですが、このケーブルは、最大65Wの容量です。

当然、QC 3.0においても同様の65Wと思われます。

USB PD,QC 3.0共に、充電器と被充電機器、ケーブルの仕様により電圧/電流は異なりますが、高電圧/高電流での充電の方が短時間で充電を行うことができます。

私が所有しているUSB PD対応機器の中で最大のバッテリー容量を備えているのは、ノートPCで、ノートPC純正のACアダプターも65Wなので、USB PD仕様の上限である100Wに対応していなくても問題ありません。

100Wの充電器にこのケーブルを接続して、ノートPCに充電してみたところ、

19.8V/1.85A=36.6Wで充電できました。

この値は、USB PD 100W対応ケーブルを使った時と変わりませんから、このケーブルが、充電のボトルネックになっているものではありません。

ケーブルは、ナイロン編み込みの被覆で耐久性が高そうで、ケーブル自体が細くて柔らかいので、充電器と被充電機器間の接続において、取り回しが楽で、小さく丸められるので、携行にも便利です。

データ伝送は、USB 2.0で480Mbpsと、今となっては決して高速といえる速度ではありませんが、緊急時に伝送するには良いと思います。