本文なんかねえよ!
購入したのは中3の時。たぶん「エフェクター おすすめ」って調べたら出てきたんだと思う。そんなガキの感性で買っちゃったコイツを今でも使っているとはな。
充実
MIDIによる外部コントロールが充実。操作できるパラメーターは結構限られてるんだけど(説明書を見てちょっとショックを受けるw)、縦横無尽にCC0~32、64~119にアサイン可能。RV-500も持ってるけどMIDIの操作性が相変わらず素晴らしくて感動している!
説明書曰く「オーバードライブはアナログ回路だよ????」とのことで、もはや説明不要なほどに歪み系が実用性の塊。流石BOSS。
しかし1993年初出なので、リバーブ、ディレイ、ピッチシフター、凹、ロータリーマルチ、ギターマルチ、サンプラーのサンプリング周波数が32kHzになっているなど技術の発展途上さが垣間見られる。当然、高音がシャキシャキ出るシンセとか直挿しすると高音が激しく落ちる。リバーブについては高音が控えめなそのまろやかさが評価高いし、ディレイもこころなしかデジタル感が皆無で全般的にアナログっぽいのは良しとしよう。
ごく一部分のスペックがオーバー気味でおもろい。詳細は以下
・リバーブタイムの際限が60秒。60秒って何??前衛音楽作らせる気かな??各種エフェクトが一式揃いつつも処理能力の関係上か各エフェクトの機能がショボくなるキーボード用アルゴリズムのバンクですらも最大20秒という訳ワカラン仕様。ちなみに後継機(VF-1)では10秒までになってるし、前述のRV-500も10秒。
・ピッチシフターが12ヴォイス仕様。12ヴォイスも誰が使うねん。インターネッツで頑張って探してみたけど最大でも4ヴォイスのピッチシフターしか見つけられなかった。12ヴォイスを有効活用するユーザーとか要るのか?はい、ワタシです。
大満足
アナログ回路のおかげで歪んで欲しいように歪んでくれるオーバードライブ、マジで心地よいリバーブ(正直最近の機種には絶対出せない代物)、素直にみょ~んって鳴るフェイザー、MIDIパッチベイの如く柔軟なMIDIなど、古い機種特有の若干ノイズ入る部分は目をつぶるとして、音楽制作の最高のお供になるだろう。リバーブのためだけに入手するのもアリ。アリよりのアリ。
アダプターが特殊すぎる!
PROシリーズ同様、直流-直流アダプターが必要。純正アダプターBRB-100はSE-70ワンオフのアダプターなので入手には気を付けるべし。同様にBXシリーズのアダプターも入手しにくいよね。
これ総評で良い?
後継機VF-1は・・・・
ステレオコンプレッサーの追加や程よく歪むオーバードライブなど、スペックが格段に上がったVF-1も入手しといて問題はないと思う。しかし、ロータリーエンコーダー(あの黒いツマミ)が問題ありで、経年劣化で空転が発生する。しかも高確率で遭遇する問題で、過去私は3つ所有してたのだが3つ全部ツマミが壊れた。自分で交換できる人は良いのだが。
一方でSE-70のツマミ空転は寡聞にして存ぜぬので、やはり古いものの作りは良いんダナーなどと。
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購入金額
9,000円
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購入日
2015年頃
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購入場所
ヤフオク
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