USB Type-Cケーブルには様々な規格が存在します。
USBケーブルの端子形状がType-Cであっても、転送速度では、480Mbpsのケーブルから、40Gbpsのケーブル迄、様々な通信速度のケーブルが存在します。
通信速度の差は、フィル等のコピー時間に関わり、最高速度と最低速度では、仕様上85倍の差があり、ファイルの転送時間が、最低速度のケーブルでは、最高速度のケーブルの85倍の時間が必要ということになります。
つまり、最高速度のケーブルで転送時1分かかるファイルは、最低速度のケーブルでは、1時間25分も掛かってしまうことになります。
勿論、これには、送信側、受信側、ケーブルの全ての通信速度が最高速である必要があります。
一方、USB Type-Cケーブルの充電器関する仕様としては、USBの基本仕様、クアルコム社が制定したQC 3.0、USB PD EPR(Power Delivery Extended Power Range)があり、各々の仕様で充電するには、充電器、充電ケーブル、充電される機器の全てが、各々の仕様に対応していないと、充電できませんが、標準仕様の5V /500mA(2.5W)から、48V/5A(240W)まで、差があります。
充電に関しても、最高仕様であれば、最低仕様の96倍の電力供給が可能なので、充電時間が短縮されます。
充電に関に関しては、充電対象のバッテリーの特性もあり、単純に1/96の時間で充電できる訳ではありませんが、短時間であることに変わりはありません。
このケーブルのパッケージは、紺と白の2トーンでデザインされ、紺色でメーカーロゴと、Let's make things betterというメーカーメッセージが印字されています。
裏面には、メーカー情報の印字と、商品を識別するバーコード付きラベルが貼り付けてありました。
このケーブルは、USB 3.2 Gen2対応なので、データ転送速度は10Gbps、更に、USB PDにも対応して60Wの充電に対応したケーブルです。
ケーブルの端子には、10Gbps 60Wと記載されているので、判り易く他のケーブルと混在しても安心して使うことができます。
私が普段使用しているノートPCには、10Gbps対応のUSB Type-C端子が1基付いていて、そのUSB Type-C端子は、USB PDに対応していて、40W程度での充電にも対応しています。
手持ちのUSB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)対応のポータブルSSDを使って、DiskMarkで読み書き速度を計測してみましたが、10Gbpsの読み書き速度でした。
また、USB PD対応の、LG製ノートパソコンを、USB PD対応100W 充電器を使って充電してみました。
このノートPCでは、19.8V / 1.85A=36.6W で、充電することができました。
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購入金額
999円
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購入日
2023年06月29日
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購入場所
amazon
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