USB PD対応ノートPCで、USB Type-Cコネクタで給電するために利用します。
USB Type-Cコネクター/ケーブルには様々な仕様があります。
USB Type-Cという汎用通信インターフェイスでは、データ転送として、USB 2.0(480Mbps)、USB 3.0(5Gbps),USB 3.1 Gen2(10Gbps),USB 3.1 Gen2 x2(20Gbps),USB4(40Gbps)とい仕様があります。
USB Type-Cインターフェイスのハードウェア互換として、サンダーボルト3/4も規定されています。
更に、電力線としての仕様として、USB 2.0では、5V/500mA、USB 3.0で、5V/900mAでUSB端子から電力を取り出せます。
QC 3.0(Quick Charge)という.6V~20Vまで200mVステップで充電電力を変更すもので、多くのAndroidスマートフォンが対応しています。
この仕様には、QC 2.0という仕様もあり、こちらは5V/9V/12V/20Vで最大3Aの給電が可能な仕様もあります。
また、USB PD(Power Delivery)という似た仕様もあります。
これは、最大48V/5A=240W迄の充電に対応した電源の供給の仕様です。
しかし、これらの高速通信を実現するには、通信を行う機器両方が仕様に対応していなければならず、更に、USBケーブルも対応が必要です。
同様に、高速充電を実現するには、ACアダプター、USBケーブル、機器の全てが、仕様に対応していなければなりません。
私が利用しているノートPCは、USB 3.1 Gen2及びUSB PDに対応したUSB Type-C端子が備わっているので、このノートPCでの利用を想定して、このアダプターを入手しました。
パッケージは、小型のチャック付きのビニール製袋に、ピルケースのようなプラスティック製の小箱が入っていて、この小箱にアダプターが2個入っていました。
アダプターには、USBの端子カバーも付いていて、丁寧な仕様になっています。
アダプターには、240W/40Gbpsというシルク印刷がなされているので、アダプター利用時に仕様が確認でき安心です。
できれば、USB4及びUSB PD PPS当たりの明記が欲しかったです。
このアダプターの動作を確認するため、先ず、40Gbpsと明記されている仕様を確認しました。
残念ながら、私が所有する最も高速な機器は、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)に対応したポータブルSSDです。
このアダプターを介して、ポータブルSSDとデスクトップPCのUSB Type-C(20Gbps)をUSB4ケーブル(40Gbps)で接続しました。
このアダプターは、機器が接続されると、LEDが点灯するので判り易く安心です。
ポータブルSSDの読み書き測をDiskMarkで計測しました。
20Gbps程度の速度で読み書きできることが確認できました。
次に、充電に関して確認してみました。
私のノートPCに搭載されているUSB Type-C端子は、ノートPCの左側に付いているのですが、私は左利きのため、ノートPCの左側にマウスを置いて使うため、ノートPCの左側面から、ストレートにUSB Type-Cケーブルが接続されると、マウス操作に支障をきたします。
ノートPCの左側面の写真を見て戴くと判るのですが、このアダプターを逆方向に装着すると、HDMI/USB Type-A端子/電源端子に干渉するので、この方向にUSB Type-Cケーブルを出すのがベストです。
この状態で、USB PD対応65W ACアダプターでノートPCを充電してみると、
20V/2.17A=43.4Wで充電できました。
USB PDの仕様で充電できていることが確認できました。
このアダプターは、現状のUSB Type-Cに関わる通信仕様及び充電仕様共に最高の仕様で対応しているので、このアダプターが原因で通信及び充電仕様を損なうことが無いので、安心して利用することができます。
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購入金額
1,288円
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購入日
2023年06月09日
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購入場所
amazon
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