USB Type-Cケーブルには、様々な仕様があります。
充電に関する仕様として、USB PD(Power Delivery)、QC(Quick Charge)があり、それ以外に、USBの仕様として、5V/1Aという給電に関する仕様があります。
データ伝送に関しては、USB 2.0で480Mbps、USB 3.0 Gen1で5Gbps、USB 3.1 Gen2で10Gbps、USB 3.2 Gen2 x2で20Gbps、USB4若しくはサンダーボルト3/4で40Gbpsという仕様があります。
更に、映像伝送に関しても、USB Type-C及びサンダーボルトでの仕様があります。
パッケージはオレンジ色を基調としたパッケージで、Charging Data Cable、6A,120W Super Fast Chargerという文字が記載されています。
何故か、ケーブルの写真は、USB Type-C / Type-Aケーブルが描かれています。
裏面も同様な文字列が並び、機能が羅列されていて、商品を特定するバーコードを印刷したシールが貼られています。
パッケージサイズは、170mm x 80mm x 28mmで、重量は69gでした。
ケーブル自体は52gあります。
ケーブル以外には、レビューを書くと1年保証というチラシが入っていました。
まず、外観ですが、ケーブルの直径が6mmもあり、結構太いです。
しかし、シリコン製の外皮を持ったケーブルは、とても柔らかく直径が100mm以下になる位小さく巻いても全くストレスなくきれいに巻けます。
また、シリコン製ということもあり、巻き癖が付きにくいのも特徴だと思います。
端子は、太いケーブルに負けない大きな亜鉛合金製の外殻ですが、滑り止めがデザインされていて、抜き差しに不自由を感じることはありません。
私の場合、USB Type-Cなので、コネクター部も細いのですが、パッケージに描かれているType-Aコネクターは、かなり幅広なので、隣接するUSB端子等に干渉するかもしれません。
コネクター部には、両端の各々片側だけですが、通電すると緑LEDが点灯します。
また、ケーブルを束ねるのに、合成皮革製のバンドが付いています。
USB PDの仕様では、最大でも20V/5A=100Wなので、このケーブルの仕様である120W対応は、安心材料です。
試しに、USB PD対応ノートPCに充電してみましたが、19.7V/1.90A=37.4W で、充電できましたので、USB PDに対応したケーブルだと思います。
しかし、多くのシリコン製ケーブル同様、データ通信に関しては、USB 2.0の480Mbpsという、今となっては、超低速のデータ転送なので、このケーブルは、あくまでも充電専用として扱い、緊急時にはデータ転送もできますよ!程度に考えた方が良いと思います。
USB 3.0 Gen1の1/10以下の転送速度なので、転送時間は、USB 3.0の最低仕様である、Gen1(5Gbps)の10倍以上掛かることになります。
DiskMarkを走らせてみましたが、USB 2.0の速度しか出ませんでした。
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購入金額
788円
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購入日
2023年05月29日
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購入場所
amazon
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