ノートPCでは、USB Type-Cとケーブル1本で、映像信号/音声信号/タッチパネル信号/電源をモバイルモニターに供給できるのですが、デスクトップPCでは、搭載されているUSB Type-Cから映像信号を出力することができませんでした。
私は、2台のデスクトップPCを使っていて、メインPCで作業中に、バックグランドでサブPCで長時間の処理が必要な単純作業を行わせることがあります。
これまで、ディスプレイの入力切替で、2台のPCを切り換えることで、メインPCで作業中に、サブPCの進捗を確認していました。
ただ、モニターの切り替えは、映像信号(HDMI)のネゴシエーションに要する時間等があり、瞬時に切り替わりません。
ただ、進捗をチェックするだけなのに、面倒なのです。
そこで、この変換アダプターを使うことで、普段は、ノートPCの拡張ディスプレイとして利用していたモバイルモニターにサブPCの出力を映すことで、進捗のチェックを容易にしようと考えました。
デスクトップPCのHDMI出力から、モバイルモニターに出力することで、同時に2台のデスクトップPCの動作を確認できます。
パッケージは、白バックに、本体の写真とメーカーロゴそして、HDMI TO USB-C Adapterの文字が記載されています。
背面には、機種名:LD48Lとメーカー情報が記載されています。
パッケージサイズは、115mm x 68mm x 17mmと思った以上にコンパクトで、重量も47gでした。
本体は、50mm x 26mm x 10mmで 本体重量は19gと私の親指より小さいコンパクトさです。
中身は、電源用USB Type-A>Type-Cケーブルと本体が保護袋に入ってブリスターに収まっていました。
取扱説明書は入っていませんでした。
本体の各端子付近に、HD IN/USB C OUT/DC 5Vとシルク印刷されているのですが、本体の色とコントラストの低い色でシルク印刷されているので、確認が必要です。
デザインのために、意識的に目立たなくしているのか判りませんが、取扱説明書の同梱もないのですから、白等の目立つシルク印刷が欲しかったです。
取扱説明書は無いのですが、WEBサイトの接続図があれば、接続に困ることはありません。
また、これまで、スマートフォンのUSB Type-CからHDMI出力を得るアダプター等電源の必要なアダプターを使った経験があれば、どちらのUSB Type-C端子が電源用なのかは容易に推測できます。
本体の大きさは非常にコンパクトで、HDMIコネクタより一回り大きい程度です。
電源ケーブルのUSBType-C端子の先端がL字であれば、よりコンパクトにセッティングできますが、標準添付のケーブルは、ストレートケーブルです。
本体に、電源を供給すると本体のメーカーロゴ横のグリーンLEDが点灯します。
あとは、映像出力のHDMI端子を本体に挿して、USB Type-C入力を持った機器と本体を、USB Type-Cケーブルで接続するだけです。
ただ、充電専用等のUSB Type-Cケーブルでは、映像や音声が出力されない可能性があるので、USB Type-Cケーブルの選択には注意が必要です。
早速、デスクトップPCと接続してみました。
USB Type-Cの電源入力端子には、30W出力のACアダプターを用いて、USB C OUTから、モバイルモニター用の電源出力までサポートされているか試してみましたが、USB C OUTには、充分な電力は供給されず、モバイルモニターは点滅を繰り返しました。
モバイルモニターに別途電源を供給すると、問題なく画像/音声出力が可能でした。
試しに、ノートPCのHDMI出力からも、このアダプター経由でモバイルモニターに接続してみましたが、デュアルディスプレイは勿論のこと、ノートPCのUSB Type-Cからの映像出力と合わせ、トリプルディスプレイ環境を構築できました。
本多はとてもコンパクトで、電源供給もPCのUSB端子で賄えるので、携帯にはとても便利です。
出張やプレゼンのお供にカバンに忍ばせておくと安心です。
-
購入金額
3,999円
-
購入日
2023年04月24日
-
購入場所
amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。