私が使っているノートPCには、RJ45ポート(LAN)が付いていません。
基本、インターネット接続は、自宅ではWi-Fi、外出先では、スマートフォンのテザリングで行っています。
ノートPCには、USB Type-C (Gen2)x1,USB Type-A (Gen2)x1,USB Type-A (Gen1)のポートがあるので、Type-A(Gen1)の5Gbps帯域を持つUSB端子にこのアダプターを挿すことで、ギガビット対応のRJ45ポートを増やすことができ、アダプターで消費するノートPC側のUSB端子(Gen1)を2ポート増設(合計3ポート)できるので、便利です。
また、このアダプターは、ケーブル長が50cmあるため、ノートPCの背面(ディスプレイの後)に本体を設置でき、ノートPC周りが見た目スッキリしますし、マウス操作などの邪魔になりません。
パッケージは、白を基調としたもので、表面には商品の写真と特徴のイラストが印刷されています。
背面には、カラーバリエーションと、主な特徴・スペックが記載されています。
サイズは、184mm x 109mm x 23mmで、重量は、79gです。
本体サイズは、93mm x 30mm x 17mmで、重量はケーブル込みで、44gです。
パッケージを開けると、ブリスターに入った本体と、取扱説明書(英語/中国語)が入っています。
日本語の取扱説明書はありませんが、RJ-45の増設とUSB 3.0ポートx3のアダプターですから、説明は要らないでしょう。
アダプター本体の筐体が樹脂製なので、とても軽量です。
PCのUSB端子に本体を接続すると、3つのUSBポートの上部にある四角いLEDが青く光ります。
このアダプターは、Windows 11の標準ドライバーで認識されたため、利用に当たってドライバーのインストールは不要です。
デバイスマネージャーを見てみると、Realtek USB GbE Family Controllerと認識されています。
USBは、汎用USB ハブとして認識されています。
アダプターのRJ45端子には、LEDインジケータも付いているので、イーサネットがちゃんと接続できているか目視できます。
このアダプターと、Wi-Fiで同一ファイルを、デスクトップPCからノートPCにコピーをしてみました。
Wi-Fi接続では、IEEE802.11ax(WiFi6)で接続され、リンク速度は、上り/下り共に961Mbpsと表示されます。
一方、このアダプターは、本来の仕様通り、上り/下り共に、1,000Mbpsで接続されています。
転送状態を、ファイルマネージャーのプロパティとタスクマネージャーで観てみると、安定度、速度共に,ギガビットイーサネットでの接続は、Wi-Fi接続を上回っています。
このアダプターでは、パリティチェックのための僅かな登りパケット以外は、ほぼデータ通信に使われ、1,000Mbpsの帯域一杯で通信を行います。
Wi-Fiにかんしては、パリティ量も多いためか、600Mbps程度しか速度が出ていません。
ファイルマネージャーのコピーの進捗を見てみると、WiFiは、最大でも70MB/s程度の速度なのに対して、このアダプターでは、一貫して113MB/sの速度で転送ができていました。
やはり、イーサネット経由の方が、安定して高速でファイル転送が可能です。
USBポートに関しては、USB 3.1 Gen2(10Gbps)対応のUSB SSDを繋いで、DikMarkを走らせてみました。
予め、LAN用に帯域を1Gbps分確保しているのか、仕様の5Gbpsフルスピードとはいきませんでした。
本来であれば、USB 2.0の10倍程度の速度が出るはずなのですが、6倍強の速度でした。
しかし、本体は軽量なので、外出時にノートPCと一緒に持ち歩いても負担になりませんし、本体についているケーブルが50cmと長いので、置き場所に困らないのが良いと思います。
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購入金額
1,999円
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購入日
2023年04月06日
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購入場所
amazon
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