車やら家電やらあると便利な接点復活剤。通電性のオイルみたいなもので、特にみがくのが難しいコネクタ類に重宝する。
だけど、一般的に入手性がいいのはクレのスプレータイプ。車にはいいしお世話になってるけど鉄道模型や細かいものには過剰パワーというか大量に吹き出しすぎて余計な箇所につく。余計な箇所につくと模型だと塗装とか傷めそうだし何よりショートの原因になってしまう。なのであくまで車用で外の工具置き場においてあって模型にはめったに使っていなかった。
だからといって金具を磨くには分解を多くしないといけなかったりまーそこまでじゃないかなーで後回しにしている古い車両も結構ある。
で、なんか小さいモノ向けの通電剤ヤツないかと探したらありました。
車のタッチペン等で定番のソフト99製。タッチペンと同じようなスティックタイプのケースに入っていて、キャップに細いハケもついている。
これこれこういうの欲しかったんだよ。
ホビー用にピッタリ
ハケで塗るので余計な箇所にぶっかける心配もなく、最低限の分解ですむ。
Nゲージ鉄道模型なら、台車と本体の接点に使うのが一番定番。古い動力車はここが結構不調の原因の一つだったりする。もちろん金具の状態や分解のしやすさとかで磨きにするかこちらにするかは向き不向きあるが選択肢としてあるのは安心。
ほんのちょっとだけつけるというのができるので、少し慎重にやる必要があるが、車輪を外して車軸先端&ピボット集電金具に塗ることもできる。
こちらは構造上台車1個で給電してテールライトを点灯させるコキフ。普通に2台車で給電するやつに対してシビアで走行中点滅が激しいが、車軸先端と軸受け・車体と台車の接点の2か所に塗ったらだいぶ効果があった。
これに限った話ではないが車輪とレールに付着するとスリップの原因になるので要注意。それが怖くて今までスプレータイプでは塗れなかった場所だった。
室内で使うのに低臭タイプなのも嬉しい。
まだ数回使っただけだが現状ほぼ文句なしの期待通りの一品。
ただ一つだけコワイのがタッチペンと同じ細長いケースという点。収納には便利なのだが、使っている間倒さないか怖い。倒したら全部出る奴だこれ。
タッチペンの塗料と違ってほぼ水みたいな流動性の高いオイルなので保管もなんとなく横倒しは怖い。そのままブリスターに入って出荷されているのできっちりしまっていればこぼれないようだが。
とにかく使用中はキャップ側のハケを使う以上確実に開けっ放しになるので何か簡単に倒れないような支えを用意しておかないとおっちょこちょいな自分はコワイ。
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購入金額
412円
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購入日
2023年03月12日
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購入場所
ヨドバシ.com
MAGNETさん
2023/03/13
下小川さん
2023/03/14