最近なかなか自分の中で感覚がしっくりとくるマウスが見つからず、今までと比べれば遙かに短期間で交換するということが続いています。一時期ASUS ROG KERIS P509を使っていたのですが、何となく動きを調整してもしっくり来ないままで、結局Logicool G303に戻していました。
しかし、このG303が最近何故か右ボタンだけチャタリング気味になってきました。よく使っているはずの左ボタンは正常なのですが…。
これが気に入っているマウスであれば何とか修理してみようという気にもなるのですが、G303も手持ちのいくつかの中から消去法で選んでいるだけのもので、それほど思い入れはありません。
実は以前特価品で比較的廉価なマウスを用意していたので、それを引っ張り出してこようと思っていたのですが、別件で買い物に行ったパソコン工房の店舗で在庫処分となっていた有線ゲーミングマウス、Logicool G PRO G-PPD-001tが目にとまりました。
このマウスの特徴は83gと軽量でありながらLogicool自慢のHEROセンサーを搭載しているという、軽量かつ高精細さが売りとなっています。まあ、以前使っていたROG KERISは62gとそれ以上に軽量でしたが…。
最近腱鞘炎による右腕の疲労感も増していることもあり、軽量なマウスにしても良いだろうということで、早速こちらを購入してみました。
本当は今週末の特価品で出すつもりだったようですが、私が買った時点でラスト1個でした。
動きが正確すぎて神経質な感が
早速マウス本体を見てみましょう。
電源が入っていなければむしろ地味な印象すら受ける外観です。ゲーミングマウスにしてはUSBケーブルが細めである辺りは好印象ですが、皮膜が編み上げのものと比べて耐久性でどうなるかはちょっと気になります。
左右のボタンの間にスクロールホイールとボタンが1つ用意されています。この中央の小さなボタンはデフォルトではマウスの解像度切替となります。
近年のLogicool製マウスの殆どで気になるのがこのサイドボタンの位置で、私がいつも通りマウスを握ると、デフォルトでバック動作が割り当てられている向かって右側のボタンに触ってしまうのです。このマウスもやはりこのボタンを押してしまうことがよくあります。
裏面はゲーミングマウスとしては割合大人しい外観で、ソールの部分の面積もごく普通です。
ゲーミングマウスを名乗っているだけあり、通電しているとイルミネーションが光ります。ユーティリティから制御することは出来るはずですが、個人的にたかがマウスのために常駐ツールを導入したいとは思わないんですよね…。
さて、使用感としてはさすがにLogicool自慢のHEROセンサー搭載モデルだけあり、カーソルの動きがとても滑らかです。
軽量とはいえROG KERISよりは20g以上重いはずですが、実際に操作しているとマウスソール等の影響もあるのでしょうか、ROG KERISと同じかそれ以上に軽く感じられます。
ただ、高精細センサーを搭載していて動きがとても軽いので、どうしても今までの感覚で動かすとオーバーアクション気味な動きになってしまいます。私はゲーミングマウスは使っていてもゲームをあまり遊びませんので、そこまでシビアなコントロールをしたいわけではなく、ちょっとオーバースペックな感はあります。
現時点ではこの製品の標準的な小売り価格は5千円弱程度ですが、その価格には見合った仕上がりだとは思います。ただ、この製品はその性質上好みがくっきりと分かれる出来だと思いますので、展示機等で試した上で購入を決めた方が良いタイプの製品ではないかと思います。
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購入金額
3,980円
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購入日
2023年02月23日
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購入場所
パソコン工房
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