中森明菜の11枚目のオリジナルアルバムである“Cross My Palm”のCD/SACDのHybrid版です．そして，このアルバムは，全曲英語という特徴があります．

紙ジャケット品を中古で見つけたので，SACDということもあり，確保しました．セット物のバラ売りかもしれません．

曲自体は普通ですが，英語詩をマスターしていない感じが出てしまい，残念な部分があります．ながら聴きならいいですが，真剣に聴くと気になると思います．

SACDで出されていますが，エンジニアの問題なのか，楽器のバランスが悪く，高音質録音とは言えず，残念です．スタジオ録音なので，音場も狭い上に，楽器がボーカルを邪魔していて，気になります．

1987年発売なので，録音自体は良かったのだと思いますが，不必要に音圧を上げて，中森明菜の微妙なボーカルを殺してしまったようです．

肝心のボーカルも，ネイティブ英語になっていないので，雰囲気としてはいいのですが，中森明菜としての表現ができていないと感じられます．カラオケで高得点をとっても，人には響かない場合があるのと同じ感じです．

1.CROSS MY PALM

2.POLITICAL MOVES

3.SLAVE FOR LOVE

4.EASY RIDER

5.MODERN WOMAN

6.THE LOOK THAT KILLS

7.SOFT TOUCH

8.MY POSITION

9.THE TOUCH OF A HEARTACHE

10.HOUSE OF LOVE

11.NO MORE

12.HE'S JUST IN LOVE WITH THE BEAT

公式Youtubeは無さそうなのでリンクしませんが，Google先生に聞いて見てください．