本の蟲。
実は結構読書家で、特に若い頃は乱読しました。
ジャンル的にはSF~ファンタジー~ミステリなどからコミックまでイロイロ。
3桁では収まらない蔵書の中からトピックをご紹介していきます。
何度かご紹介している有田イマリの「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」第8巻。
ここまで続いていると様式美が?確立され、コミック最後に「何かカワイイモノ」が現れ、「このカワイイの、なに??」と言う感じで「引き」、コミック前半はそのカワイイモノの正体解明と、最終的に「カワイイの」が社畜さんのファミリー?に合流していくお話⇒巻の中央部分には単発気味の日常回を挟んで....⇒最後にまた新たなカワイイモノが....??という感じ。もはや水戸黄門的定番解決(←この言い方も水戸黄門が地上波で定期放送されなくなって10年ほど経つので、だんだん通じなくなってくるんだろうなぁ)のお話。
社畜さんの務めるブラック企業の待遇は改善されず、幽霊ちゃん達の「たちされ~(早く帰って)」コールにもめげず?、サビ残を積み重ねている。しかし幽霊ちゃん達に癒やされ、社畜さんの疲れが取れて業務に戻ることができて、さらに社畜化するという悪?循環を繰り返しているというベースはそのままに、幽霊ちゃん達との日常が繰り広げられていく。
8巻目となる本作は、前巻
で出てきたカワイイものとの関わりから。ラストで植木鉢から生えてきたのは、生まれたての殭屍(キョンシー)。伏原(社畜さん)を師叔(スース)と呼び、いろいろと凝っている伏原のツボをつき、体調を整える。そういった技巧で社畜さんに貢献できない姉弟子=幽霊ちゃん達を「ツノ、三角、耳(それぞれ、悪魔のマルベリー、幽霊ちゃん、化け猫のみゃーこ)」と呼び、下に見るが、殭屍となる霊は強い恨みや嫉みを残している場合が多く、このままでは...どうなる、社畜さん?
巻半ばの日常回は、幽霊ちゃん達が学校に行くお話の連作など。通常の学校には通えないので、ミコさまが先生となって教える寺子屋スタイル。その中で、授業参観をすることになる。社畜さんや同じアパートのイラストレーターさつきはいつも仕事に追いまくられているが、はたして授業参観に出られるのか?さらにエイプリルフールの回など時節に合ったお話しもある。
社畜さん、「よくないうそは...よくないとおもいます!」(^^ゞ
ラストは例によって、伏原に凶相が出ていたが、その原因は上司の課長?そして泡を吹いて倒れた課長の口から出てきたのは...?
あと、殭屍の雪花(シェアホア)ちゃんの最期が...最期が....最後が...ん??
【収録内容】
第108話 観葉植物②
第109話 観葉植物③
第110話 学校。
第111話 昔ばなし -金のオノ銀のオノ-(2022年2月26日 Twitter初出)
第112話 エイプリルフール(2022年4月1日 Twitter初出)
第113話 昔ばなし -ももたろう-(2022年3月12日 Twitter初出)
第114話 じゅぎょうさんかん①
第115話 じゅぎょうさんかん②
第116話 働き方改革大作戦。
好萌
社畜さんの「カワイイ」のストライクゾーンの広さには脱帽である。脱帽である。
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購入金額
660円
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購入日
2022年10月24日
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購入場所
ゲーマーズ
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