2回路入JFET入力オペアンプ OP275GP
以前制作したフォノイコライザーアンプですが、低音が若干大きく再生されるので使用しているオペアンプを交換してみました 一度ケースに収めてしまうと再度手を付けるのは億劫になりますが、正月の暇にかこつけて交換業務(暇つぶし?)となりました。
左基板のIC2個 (2068DD)をOP275GPに交換します
以前購入済みの引き抜き工具でICを外します
この工具は結構握力が必要です...
交換後
周波数特性など添付してありますが参考程度にご覧ください
--------------------------------------------------------------------------------------------------
IC交換後SWEEP特性 LCH
高調波特性 誤差かもしれませんが3次高調波が若干減少してるような?
交換前後の周波数特性 判りにくい...?? 画像を合成したものです
今回の測定は カートリッジ DENON DL-301Ⅱ ; 測定レコード VICTOR TRS-1007 BAND3
AUDACITY 2.05 イコライゼーションを画像の様に設定しました これは1KHz以上の高域がRIAA特性でない為、レコードに合わせた特性としました。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
テストレコードを替えて、 JVC TRS-2001 のSWEEP特性で観てみました
このレコードはRIAA特性で録音されているので其の儘再生できます
上記プリアンプ (+カートリッジDENON DL-301Ⅱ)
以前制作した真空管プリアンプ + DL-301Ⅱ
このレコードの最高周波数は15000Hzです 最低は30Hzです
低域は30Hz,50Hz,70Hz,100Hz..となりますが帯域が広くなるので上手く描画できなくなっています
結果
IC交換後の試聴では意外にも中高音がクリアーになったことですね 低音は視聴時間が短く判りにくかったのですが、IC交換前後画像から推察すると交換後は低音が減少して正常に戻っている?かなという感じはします 人間の耳は3dBは聴き分けできるが2dBは無理だとか 2dBは1.25倍、 3dBは1.41倍 IC交換してまあまあ良い結果とはなりました。
此方のネット記事を参考にしました http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/opamp.html
更に高級なオペアンプも有りますが、今回はそっくりスルーです 他のアナログICも購入していますが暇なときに実験したいとは思います。
価格は650円/個
-
購入金額
1,300円
-
購入日
2022年12月頃
-
購入場所
秋月電子
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。