この電源アダプターは、LG Gramという薄型のノートPC用のものです。

対応する LG Gramは、LG Gram 13.3" 13" 14" 15" 17"シリーズ: 13Z950 13Z970 13Z975 13Z980 13Z990 14Z950 14Z970 14Z980 14Z990 15Z960 15Z970 15Z975 15Z980 15Z990 17Z990; 17Z990-R.AAS7U1 17Z990-R.AAS8U1 17Z90N-R.AAC8U1 17Z90N-V.AA55A8 15Z980-R.AAS9U1 15Z980-U.AAS5U1 15Z990-R.AAS9U1 15Z990-A.AAS7U1 14Z990-R.AAS7U1 14Z990-U.AAW5U1 14Z980-U.AAW5U1 14Z970-A.AAS7U1 13Z950-A.AA3WU1 13Z970-A.AAS5U1と幅広いモデルに対応しています。

私が所有しているものは、同じLG製なのですが、ラインアップが異なり、Ultra PCという、よりコンパクトなモデル軍に当たります。
Ultra PC自体は、1kgを切る軽量PCなのですが、付属の電源アダプターは、ケーブル込みで308gもあるのです。

ノートPC付属の電源アダプターは、ノートPCの差込口が一般的なノートPCと比べてかなり細く、ちょっと華奢な作りです。

薄型ノートPCに挿す電源アダプターなので、細くしたかったのでしょうが、LG製電源アダプターの仕様をGramシリーズとUltra PCで使い分けるような非効率なことはしないだろうという思いもあり、試してみることにしました。

LG Ultra PCに付属の電源アダプター(19V 3.42A)は、65Wの仕様なのです。
この電源アダプターは、19V 2.37Aで45Wのアダプターです。

商品説明欄に48W/65Wにも対応と記載されていたので、大丈夫だろうと考えました。

パッケージは、茶段の段ボールで、型番と仕様(出力電圧.電流/コネクタのサイズ)、MADE IN CHINAと記載されたシールとバーコードの記載されたシールが貼られているだけでした。
サイズは、‎173mm x 95mm x 42mmで200gでした。

中には、エアキャップの袋に入った電源アダプターと取扱説明書だけが入っていました。
取扱説明書は、表紙に当たる部分が説明書で、中は日本語を除く英語を初めとする多言語で、注意書きが記載されていました。

本電源アダプターは、取扱説明書の表紙に記載の電源アダプターとは異なる構成なのですが、使用に困ることもなく、注意書きも基本的なことが記載されているだけなので、日本語が無くても困ることはないと思います。

一応、電源アダプターの仕様を確認すると、100-240V 50/60Hz入力に対応し、出力は19V 2.37Aと記載されていました。

この電源アダプターは、60mm x 60mm x 30mmの大きさで、電源ケーブルは、約170cmの長さがあり、重量は166gでした。

この電源アダプターの差込口(黒)と純正の電源アダプターの差込口(白)を比較すると、僅かに純正の方が長さが長いように感じますが、太さは同じように見えます。
実際に挿してみると、差込口の長さが異なることに起因するのか、この電源アダプター特有の仕様なのか判りませんが、この電源アダプターの方がアダプターを差込口に挿した時のロックが甘いような気がします。

私のノートPCは、LG Ultra PC 13U70Q-GA77Jというモデルなのですが、結果的には、充電アダプターとして問題なく使うことができました。

しかし、これは使用できることを保証するものではなく、メーカーが提示する対応モデルと異なるモデルに使うことは、自己責任でお願いします。

電源アダプターの出力が、純正では最大65W この電源アダプターは最大45Wなので、実際に充電して、ワットメーターで消費電力を比較してみました。

実際には、電源アダプター自体の発熱によって消費される電力も含むことになりますが、大体どの位差があるのかを確認してみたいと考えました。
結果として、純正モデル及びこの電源アダプターの消費電力は、共に50W位でしたので、純正と同等の給電が可能と判断しました。