これ迄、ノートPCには、ANKER 65W 充電器(Type-Cx1),2台のスマホには、UGREEN 45W 充電器(Type-Cx2)を使っていましたので、屋外で作業をしたりする場合、2つの充電器を持ち歩いていました。
ANKER製充電器が112g,UGREEN製充電器が98gなので、併せて210gになります。
この充電器は、実測で188gなので、10%程度軽量化ができます。
更に、何と云っても、コンセントの差込口が1つで済みます。これは、様々な場所でコンセントを使う上では、大きなアドバンテージになると思います。
パッケージは、やや大きめの135mm(縦)x85mm(横)x60mm(高)の茶段の箱に、簡易な2色刷りシールが貼ってあるだけです。過剰な加飾もなく好感が持てます。
中には、エアキャップの袋の中に、薄い保護用袋に包まれたACアダプターと多国語取扱説明書とType-C>CのUSBケーブル(約2m)が入っていました。
本体は、61mm x 61mm x 34mm位で、118gあります。
プラグは折り畳み方式で、携帯に便利です。
コンセントに挿すと、淡い緑のインジケーターが点灯します。
この充電器は、GaN技術を搭載し最大93%の高いエネルギー変換率で消費電力を大幅に削減し、PIチップとの組み合わせで、小型でありながら最大100Wの充電電力を出力します。
GaN技術非搭載の充電器に比べて電力損失と発熱量が小さく、小型化・高効率充電を実現しています。
また、100V-240Vの電圧に対応しているので、国内外を問わず使うことができます。
3つのUSBポートは、各々異なる特性を持っていて、USB-C1が最も出力が高く、最大100Wの出力が出ます。
このポートは、2ポート/3ポート同時利用で、65Wの出力が出ます。
USB-C2は、単独利用で65W、USB-C1との併用で30W、USB-Aとの併用でUSB-Aと併せて18Wの出力になります。
3ポート同時利用では、USB-C1 65W、USB-C2+USB-Aで18Wの出力になります。
私の場合、ノートPCが65Wなので、USB-C1にノートPCを挿して、残り2つにスマートフォンを挿すことを想定しています。
実際に充電して計測してみました。
先ずは、ノートPC単独で、USB-C1に挿すと、19.8V/1.93A=38.2Wで、38.2W出力は、ANKER製65W充電器(19.4V/1.97A)と同一です。
次に、このノートPCを単独でUSB-C2に挿すと、19.6V/1.96A=38.4Wで充電が可能でした。
更に、USB-C1にノートPC,USB-C2にスマートフォンを接続すると、USB-C1は、19.8V/1.95A=38.6W
最後に、USB-C1にノートPC,USB-C2にスマートフォン,USB-Aにもスマートフォンを接続し、全てのポートで充電を行うと、USB-C1は、19.8V/1.97A=39Wと表示され、USB-C1にノートPCを挿すと、他のポートの使用状況に関わらず、安定した電源供給が可能でした。
ノートPCへの給電は付属のUSBケーブルを使って計測しました。
付属のUSBケーブルは、約2mあり、充電ケーブルとして充分な長さです。
ベルクロも付属していて、ハンドリングは良いのですが、若干固めのケーブルなのが残念です。
また、このUSBケーブルは、USB 2.0相当らしく、通信ケーブルとしては、緊急時以外には使いたくないほど遅いものでした。
10Gbps対応のNVMe SSDを接続してDiskMarkを走らせてみましたが、USB 2.0相当の速度しか出ませんでした。
USB 3.0相当の5Gbps程度は欲しいところです。
私の場合、この充電器とは、USB PD100W対応の10Gbps対応USB Type-Cケーブルを持ち歩く予定です。
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購入金額
5,999円
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購入日
2022年10月27日
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購入場所
amazon
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