コンビニ ローソンが、ゲーム「艦これ」こと「艦隊これくしょん」と永く続けているコラボキャンペーン。最近は少々ピッチが開いてきたが、今年(2022年)の夏には「『艦これ』運営鎮守府×ローソン コラボキャンペーン2022夏」が開催された。
このキャンペーンが、永く続いてきたのは、初回にミニタペストリーに選ばれたローソン制服姿の鹿島
が高い人気を博したからだと思うが、このミニタペストリーには今まで日本艦だけではなく様々な国の、多種多様な艦種の艦娘が選ばれてきた。
① 香取型練習巡洋艦2番艦 鹿島(艦隊これくしょん~艦これ~×ローソン(2016春))
② 白露型駆逐艦9番艦 江風(鎮守府秋祭り キャンペーン(2016秋))
③ 加賀型正規空母1番艦 加賀(「劇場版 艦これ」公開記念キャンペーン (2016末))
④ Zara級重巡洋艦3番艦 Pola(鎮守府夏祭り二〇一七)
⑤ 祥鳳型軽空母2番艦 瑞鳳(鎮守府バレンタイン♥二〇一八キャンペーン)
⑥ Casablanca級航空母艦19番艦 USS Gambier Bay(ローソン鎮守府秋祭り二〇一八)
⑦ Gotland級航空巡洋艦1番艦 Gotland(発令!バレンタイン作戦二〇一九キャンペーン)(2種)
⑧ 大和型戦艦1番艦 大和(鎮守府秋祭り二〇一九)
⑨-1 Fletcher級駆逐艦 DD-445 USS Fletcher
⑨-2 吹雪型駆逐艦7番艦 薄雲(以上「艦これ」運営鎮守府×ローソン 2021 コラボキャンペーン)
⑩-1 South Dakota級戦艦BB-57 USS South Dakota
⑩-2 North Carolina級戦艦BB-56 USS Washington
(以上「艦これ」運営鎮守府×ローソン 2021 夏 コラボキャンペーン)
今回も新たな方面を攻めており、2種同時リリースのうち一種は、軍艦ではあるものの、ついに戦闘艦ですらない。
選ばれたのは、明石型工作艦1番艦 明石。
移動できる工廠で、発電能力もあり、本土にも珍しいような最新鋭の工作機械も多数積み、地政学上本拠から遠く離れた広い海域での艦艇修理を余儀なくされる日本にとっては重要な艦艇で、連合軍の重点攻撃目標にもなっていたらしい。
明石はトラック泊地に永くとどまり、多くの艦艇を修理しては前線に再投入していたが、空襲により大破、その後パラオに退くが、そこも空襲され着底、放棄された。
ミッドウェー海戦による航空戦力の壊滅が、大戦の大きな節目というのは衆目の一致するところだが、それに比べると地味な事象ではあるものの、明石の着底による南方戦線での修理能力の消失も、資源がなく、広い海洋を護らなければならなかった日本にとっては痛かった。修理・整備するには内地まで帰らなくてはならなくなることによる時間的ロスや、修理上がりまでに時間を要することになる各軍艦の稼働率の低下、その往復に要する燃油などの消耗品の問題、さらに道中での損耗率の上昇など、現地での修理能力の消失は大きかったのだ。
工作船を多数保有していた米海軍に比べ、予算配分が直接の戦闘艦偏重で、まともな工作艦が明石一隻だった日本海軍にとって、まさに「虎の子」だった明石の損失は影響が大きすぎた。
艦これでの明石は、燃料喰いで敵の攻撃に対する回避力も低く、さらに艦隊内での配置にも自由度がない等、非常に運用が難しく制約が多いうえに、入手性も良くない艦娘のようだが、それでも育てる価値のある貴重な艦娘のよう。こういった後方支援艦の価値を低く見積もり、揃えられなかったのが、日本軍の負けた原因のひとつなんだろうなぁ...
あたまン中...? デスヨネー
お昼です! お昼は明石カレー! いっちゃいますか!?
母性と言うより、オカン?
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購入金額
0円
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購入日
2022年07月19日
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購入場所
ローソン
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