ガチャ系物品購入をほとんどしないcybercatが、珍しく買った「がんばれ同期ちゃんコラボ酒ガチャ」。

5本の酒＋グラス＋おちょこという構成だが、おちょこが、Twitterへの「がんばれ同期ちゃん」イラスト投稿で識られる萌え絵師よむ先生のイラスト入りというもの。一度に買うにはやや高い額ではあったが、限定ｗのレア感と、自分が一切飲んだことがない酒に出会える楽しみもあって、購入してみた。

到着してみると、おちょこの絵柄が小さく、単色では「よむ先生タッチ」を表現出来きってはいない感じはするものの、おちょこそのものは定番の「蛇の目2勺盃」なので、日本酒を飲むには非常に適しており、今でもよく使っている。

酒の方は、同期ちゃんラベルの限定酒、「あの子のほっぺ」はリンゴのような香りがするフルーティで美味しい純米吟醸だったし、唯一のSSR、「白那」は濾過を粗めにして、あえて「おり」を残した旨みと、微発泡が爽やかさを演出し、さすがSSRという日本酒だった。また、まるでジュースのような果実感溢れる「玉津ブラッドオレンジ」も美味しかった。

リキュールが多かったので、ちょっと自分の目指した方向性とは違ったが、色々なお酒と出会えて楽しかった。ただ、「お得感」はあまりなかったので、やっぱりこういったガチャは、ノベルティなど、きっかけになるものがあるときだけで良いな、と感じた次第。

だが、この話には実は後日談がある。

自分は「ガチャだから」と、気にしてなかった．．．つかSSR入ってたのでわーいわーい．．．と単純に喜んでいて、詳しく中身をチェックしていなかったのだが、よくよく思い返すと「よむ」セレクトのお酒、入ってなくね？

HPでは「『よむ』セレクトのお酒」として、CANDY APPLE、TAO、TEHAJIME、鈴木、てまえみそ、信長ROCK、佐賀メンブリュウ、酒裏剣 、酒を売る犬 酒を造る猫、ALIENS 、田主丸Bloom 、29、他と公開されていたが、送られてきたセットには一本も名前が出されたものがなかったなと。「他」とは書かれているものの、ウチに来た酒が一本も掠っていない、というのは、よくよく考えれば、変。

そこを突っ込んだ他の購入者がいたのか、本件後日連絡があった（実はcybercatはそれで気づいたのだがｗ）。このときの、「がんばれ同期ちゃんコラボ酒ガチャ」は、配送時期によって、【GWまでにお届け】、【GW中にお届け】、【GW明けにお届け】の3つに別れていたが、このうち【GWまでにお届け】の発送時の「お酒選択システム」に不具合があり、「『よむ』セレクトのお酒」が対象から漏れていたとのこと。

cybercatは、自宅にある酒のストックが切れかけていたので、一番早い【GWまでにお届け】を選択したのだが、これによりこの不具合に当たってしまったわけ。

．．．ただ、この後の運営のリカバリーがネ申だった。

「今回の対応といたしまして、「よむ」さんセレクトの11種類のお酒の中から3本と「あの子のほっぺ DOUKICHAN LIMITED EDITION」のラベルステッカーを追加でお送りさせていただきます。」

つまり、5本セットが追加料金なしで8本セットに昇格した上、「あの子のほっぺ」に貼られたカワイイ同期ちゃんのラベルを、「空瓶を捨てるのは惜しいなぁ」と考えていた自分にとっては、貼付前の未使用品をゲット！できることになったと言うことなしの神対応。

このレアラベル、どうしようかと思っていたが．．．．

運営の神対応で、よむ先生が選んだ3本の日本酒と未使用ラベルが！

こちらも酒瓶抱えて飲んでいる同期ちゃんだが、正しく「よむ先生の筆致」

このとき追加された「よむ」セレクトのお酒は、レア度はすべて「NR（ノーマルレア）」で

・フルーティーライスワインとも呼ばれる低アルコール日本酒「TEHAJIME」

・米と水、酵母すべてを広島県産にこだわった純米吟醸酒「TAO」

・アルコール度数20%のストロング日本酒「酒裏剣」

の3本。いずれも特徴あっておいしく、元々のと合わせていろんなお酒が楽しめた。

今回のトラブルのおかげ？で、最初のセットに入っていたリキュール系が「余分に」味わえた、という勘定だし、レア度的にも本来選択対象ではなかったSSRの「白那」も飲めたということで、結果的に相当お得になったので、大大大満足。

ただ、最初のセットだけだと、自分で進んでは買わないかな．．．という、やや癖が強いお酒が多かったのも事実。ま、識らない酒の出逢いも楽しいので、射倖心を捨てれば、楽しめるけど（無粋な話だが、グラスやおちょこを除いた酒類だけの「収支」は、最初の5本だと、11,000円の支払いで、12,360円分の酒をゲットと、約1割安の「チョイ得」程度）。

でもこういった気になるノベルティがつくときには、またチャレンジしてみてもイイナ。

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んで、追加三本の印象は．．．．

・TEHAJIME

　兵庫県／富久錦／日本酒／純米酒／濃醇甘口

　アルコール分8%／精米歩合70%、加西市産米100%使用

　飲み方=冷：これは素晴らしく飲みやすい。優しく、甘く、爽やか。「初めての日本酒に」

　との願いを込めて造られたとの事だが、まさに。白ワインのような果実感もある（ラベルにも

　“The Fruity Rice Wine”と書かれている）。アルコール度数8%と、ビール並みに低めの

　ところも、「テハジメ」にはいい感じ。

メチャクチャフルーティで低アルコール、すいすいイケるTEHAJIME

・TAO

　広島県／梅田酒造場／日本酒／純米吟醸／濃醇辛口

　アルコール分16%／精米歩合60%、広島県産八反錦100%使用

　飲み方=冷：精米歩合60％の純米吟醸。広島県産の酒米八反錦と広島吟醸酵母で醸した

　フルーティーで飲みやすい酒。香りもツンとくる部分はなく、優しい舌触り。日本酒度は＋3。

華やかな香りがたつ、純米吟醸TAO

・酒裏剣

　滋賀県／美冨久酒造／日本酒／特別純米酒／濃醇辛口

　アルコール分20%／精米歩合60%、滋賀渡船六号100%使用

　飲み方=冷：見た目はやや黄色みがある。日本酒度＋18、アルコール度数20%と

　「強い」酒。　香りはすばらしく香り立ち、口に含むとかなり強い辛口の後味。しかし

　切れが良く、爽やかに抜ける。

若干黄色みがあり、超辛口、アルコール度も強くてスーパーハードな酒裏剣

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