南北朝～室町時代に活躍した能楽師・世阿弥と人気を二分したと伝わる犬王。

その犬王をモデルに描かれた古川日出男氏原作小説『平家物語 犬王の巻』が原作

時の将軍・足利義満から寵愛を受け絶大な人気を誇っていた犬王。

謎に包まれた彼の生い立ち　生き様

源平　壇ノ浦の戦いで　安徳天皇と共に沈んだ　三種の神器を北朝側が欲するところから

物語は始まります。

やがて舞台は足利将軍家が治める京の都へ。

今宮神社前の「あぶり餅」

五山の送り火が執り行われる大文字山の火床

清水の舞台

三条河原

クライマックスの上覧演舞の場所は　無学にして存じ上げませんが

京都に住むもの　京都観光にご興味がお有りの方なら　その舞台背景を見るだけでも

楽しめると思います。

手塚先生の　どろろ　を彷彿とさせる　怪しの物語

ボヘミアン・ラプソディ　を彷彿とさせる　没入感のある　音楽表現

リアル一辺倒ではない　絵画的なアニメの表現

シン・ウルトラマン　の次は　トップガン・マーベリックだと決めていたのですが

興行収入ランキングを見ると　劇場で見る機会を逃してはならぬ　と考えて

レイトショーに出向きました。

フルマークは付けておりませんが　オススメいたします。