弘法大師　空海が開いた「高野山」

今も空海上人が祈りを捧げていると言われている奥の院

金剛峯寺

壇上伽藍

慈尊院

京都のA級寺院に見劣りしない素晴らしい宿坊

胡麻豆腐が有名な精進料理　　酒屋には般若湯の文字が　高野槇の売店もそこかしこに

高野山終点駅の手前には真田丸でも一躍有名になった九度山駅もあります

とても1日で回るにはもったいない「祈りの場所」「観光名所」なのですが

日帰り限定ではありますが　とてもお得な周遊券があるんです。

私が利用した年は、これに京阪電鉄も加わっておりました。

どの駅でもチケットを買い求めることはできないのですが、利用路線を選び

各路線に問い合わせると、主要駅の窓口でワンデイチケットを求めることが出来ます。

とにかく乗り降り自由。　終日それが可能。

梅田周辺　なんば周辺　神戸周辺で途中下車して晩御飯を食べることも可能なんです。

ケーブルカーも料金に含まれています。　そこから高野山の中心部へのバスだけでなく

各お寺を巡る周遊バスも完全に無料。　何度でも乗り降り自由です。

各寺院の拝観料　レストラン代金　お土産物店　にも割引が使えるところが多いです。

２０２２年度の料金早見表

単純に行って帰る鉄道料金だけで計算してもこれだけの割引があります。

特に高野山内では何度もバスを乗り降りしますし　拝観料などを含めると

実質半額になっている感覚があります。

これは関西国際空港へ向かう南海のラピート　

ここからイチバン離れた線路から高野山行きの電車が出ていました。

終点でケーブルカーに乗り換え

厳密に云えば「高野山」という山はありません。

八葉の峰（今来峰・宝珠峰・鉢伏山・弁天岳・姑射山・転軸山・楊柳山・摩尼山）

と呼ばれる峰々に囲まれた聖域なんです。

標高８００メートルの高地なのですが、杉木立の向こう側には海があるのか？

と思わせる不思議な場所。　地形的には盆地なんです。

撮影が禁じられている場所もありますが、それでもカメラを向ける場所は多いです。

奥の院まで続く「へ」の字型の道の両脇には

戦国武将　各地の大名　有名な会社の　墓石や墓標が立ち並びます。

信心深い方にも　そうでない方にも　

まずは１DAYチケットで高野山へおでかけください。

素晴らしい宿坊もあります。

冬の間は　この種のチケットは使えませんが、スタッドレスタイヤの備えがあれば

道路も整備されているので安心でしょう。

経験はありませんが　冬の高野山も素晴らしいらしいです。

町内の酒屋には般若湯の文字があります。

精進料理の宿坊内で　それをいただいても良いのかどうかは　知りませんけど。