使用していた革椅子の表面がボロボロになってきて捨ててしまったので、新たに椅子を探すことになっていて。
友人から「コストコにイームズっぽい椅子売ってる」と聞いて、見に行ったところ、まさかの激安3千円台。この金額なら買っても損はないな、ということで買ってきました！
前置きで説明しておくと、なぜイームズタイプを欲していたのかというと、ボロボロになった椅子が革だったので、布や革をはった椅子を避けたかったのです。現代マテリアルのシェルチェアであれば、別にイームズでもパンドンチェアでも、ボロボロにならなければなんでもよかったです。
箱の大きさはこんな感じ。店で見ると意外に大きかったので「普通車に乗るかな？」と思ったのですが、一応車の後部座席に乗る大きさで、普通に車に乗せて帰ってきました。
車の後部座席って、意外に容量が入るんですね。まぁ大人の人間が入って余裕あるサイズなんだから当然なんだけど。
こんな感じに詰まってました。
基本、白い本体に脚部をネジで付けるだけです。構造を見ると、ガタガタすることとかなさそう。
説明書こんだけ。もっと言うなら半分以上英語。
組み立て用のパーツも同梱されているので、用意するものはないです。
せっかくなので、手持ちのイームズレプリカと並べて比べてみました。
このチェアはダークウッドカラーで部屋にも雰囲気が合っていて気に入っています。
すぐ分かるところは椅子のクッションなのですが、写真で見て買う前まではこのクッションは取り外せると思っていたのですが、全然外せませんでした。このクッションがへたってきたらどうしようという不安はあるのですが…。
イームズの座面はゆるやかなカーブなのに対して、コストコはスプーンみたいな座面です。少し腰を落とせる感じ。
どっちも座りにくいということはないですが、コストコは基本深く腰掛けるスタイルになるかと思います。
正面から見ると、コストコが全然イームズっぽくないですね…。脚も少し高め。
イームズの方が前のめりに角度が付いていて、浅く座れます。どういう座り方をするかで好みが分かれそう。
ちなみに剛性は、コストコの方が２倍近くあります。太り気味の外国人の体重を支えられるように耐久性が高くなるように設計（136キロまで）されているそうです。さすが世界のコストコ。
どっちがいいかはもう少し使ってみないといけないですね。
更新: 2022/03/12
デザイン性と機能美
クッション追加によるマーケティング
座面にクッションを入れたことで「座ったら硬くてお尻が痛そう」という心理的な警戒を解くデザイン要素を追加されているのだと思います。ミッドセンチュリーに興味がない層には購買意欲として働くと思うのですが、取り外しができないのはあんまり良くないですね。
本体のラインは大量生産に向く形状で、アールも少なく、男性向きというかんじ。
ひとめでイームズとは違うものだな、とは思います。オリジナルデザインのシェルチェアですね。
どうしてもイームズと比較してしまうのですが、この製品のようなシェルチェアは包まれるような独特の形状による座り心地と、木材や金属には無い「しなる」という素材特製の柔軟性を持つリラックス性をもつ、近未来的な椅子です。
大事に静かに使うというより、カジュアルに楽に付き合う、友達みたいな椅子ですね。
更新: 2022/03/12
メンテナンス性
丈夫で長持ち、掃除も楽そう
素材もあって掃除がしやすく、汚れても拭くだけで現状復帰できるのは強み。
布や革の製品は掃除の面倒を考えるとどうしても汚さないように緊張して生活してしまうのですが、この製品なら多少無茶な使い方をしてもモデルルームに置かれた未使用の新品のように戻せる、という安心感は、かなりメリット高いです。
更新: 2022/03/12
コストパフォーマンス
質感もよく、剛性もあり、お買い得
2脚セットなので、最終的な価格は7千円台。でもコスパいいな。
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購入金額
6,780円
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購入日
2022年03月12日
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購入場所
コストコ
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