普段愛用しているEarFun Free Proの会社から、軽量タイプの新製品が出たので試してみました。(画像は記事最後に連貼りしてありますのでそちらをご参照ください。)

片側イヤーフォンの重さは公称3.9g。出先でのレビューなので実測は出来ませんでしたが、確かに軽いです。

同梱品は

・本体

・収納＆充電ケース

・イヤーピース(3サイズ)

・取扱説明書

・充電用USBケーブル(Cタイプ)

・保証説明書

・掃除用綿棒

・掃除説明書

以上です。

取説は多言語仕様となっており、日本語も当然記載。

そして「30日間無条件返金保証」と「18か月間無償交換保証」が付いています。

さらに、公式ホームページで会員登録をすると、保証期間が12か月延長されて合計30か月間になるそうです。長期間保証はありがたいですね。

ちなみに充電ケーブルの端子には保護カバーが付いていました。こういうのは初めて見ました。

イヤーピースはハードケースに収納されており、開封前に変形している心配がありません。

今まで散々ゆがんだイヤーピースを拝んできたので、このパッケージは本当に嬉しいです。

アマゾン紹介ページでの説明の要点は、

・充電なし5時間、充電ケースも入れると計24時間の連続再生が可能。

・タッチ式操作で、曲飛ばしや一時停止、電話の受け答えに加えてボリューム調整も可能

・Bluetooth5.0対応

・IPX7の防水

・10分の充電で約2時間の音楽再生ができる急速充電対応

・音声アシスタント機能付き

などコンパクトでも盛りだくさん。

無い機能はアクティブノイズキャンセリングとワイヤレス充電くらいじゃないでしょうか？

ヘッドフォンレビューの際には毎回書いていることですが、イヤーピースの耳へのフィット感によって音質は大きく左右されてしまいます。

使用する際は納得のいくまで自分の耳に合ったサイズを試してみてください。左右で違ったサイズのピースを試してみることもお勧めです。

音質について書く前に、使用時のルールについて記載しておきたいと思います。

他のヘッドフォンとの公正を期するために、毎回同じスマートフォンに接続し、ロック、ヘヴィメタル、ハードロック、ポップス、クラシック、ジャズ、歌謡曲、落語、ボサノバなどのジャンルに渡って、同じ曲を聴き比べております。

その試聴の結果ですが、まずは音源に割と忠実な音作りであるといえます。

元音源がすべて聴こえる形で再生した上で、低音と高音を少しだけ強めにしてある感じ。

低音が強めなのは、近年のヘッドフォンの傾向でもあると思いますし、「デュアル6mm径のチタンコート振動板を搭載で低音は強め」とのメーカーの説明もありました。

高音が強めとはいえ、シャリまではいかない感じです。

ロックやジャズを聴くと、ドラムスのシンバルの音が目立つ感じの音作りです。

左右の分離感や音の奥行きもしっかりしているので臨場感もあります。

落語やクラシック音楽だとこの辺の臨場感が感じられました。

静かな環境で試聴したため高音の強さに気づきましたが、街中で音楽を聴いていたらあまり気にならないかもしれません。

軽量でこれだけの性能が備わっていて、アマゾンでの価格は3799円。

私が愛用している、アクティブノイズキャンセリング付きのEarFun Free Proが6199円。

ノイキャン機能が必要ない人であれば、コスパを考えると本品でじゅうぶん対抗できそうです。