先ずはパッケージ。

開封した所。

内容物。ヒーター本体に、取扱説明書、マグネット取付金具と、取付金具の取り付け位置確認用の用紙。

ヒーター本体は外周が白色で、ヒーター部分が黒っぽい色になってます。
電源ケーブルは本体から生えている感じ。

本体サイズは公称値で約W380×D330×H35mm（マグネット含む）。

ヒーター本体裏面。
四隅に磁石が付いています。割と強力。

裏面中央部に貼ってある製品ラベル。
ちゃんとPSEマーク付き。

天板取り付け時の正面から見た図。

右側に電源スイッチとタイマー、タイマーLEDがあります。

タイマーLED、1H・2H・4Hになってますが、タイマーの最大は7時間。
3Hは1H＋2H、5Hは1H＋4H、6Hは2H＋4H、7Hは1H＋2H＋4Hが点灯する、と言う具合になってます。

電源スイッチとタイマーボタンくらいしか操作する部分はありません。
非常にシンプル。

なお、フレームカラーがホワイトからブラウンに変更されたダイレクト専用バージョンも発売されたようです。

フレームカラー以外の違いは無いようですが、ダイレクト専用としたことで、直販実売価格で1,900円程安いようです。

機能的な違いは無いので、色に拘りが無ければダイレクト専用の方がお得な感じですね。

では、実際に使ってみたいと思います。

筆者はリビングの片隅にルミナスラックで組んだPCラックでPC作業を行っています。
コロナ禍突入後は、ずっとテレワークです。

さて、ラックの棚板の裏面、足を入れる所にヒーターパネルを取り付けます。
ラック自体がメタルラックなので、今回マグネット取付金具の出番はありません。

棚板裏面（底面部）にヒーターパネルを近づけると、ヒーターパネル四隅の磁石の力で一気に引っ張られて、くっつきました。

これ、かなり強力にくっついてて、剥がそうと思っても簡単には剥がれません。

一般的なスチール製デスクに比べて、磁石で張り付いている面積はかなり狭いと言うか、棚板の縦横のワイヤーにくっついてるだけなんですけどね……

電源ケーブルは垂れ下がったままだと危ないので、ビニールタイで棚板のワイヤーに固定しました。

それでは、お待ちかねの電源投入。

1時間タイマーを入れてみた所。

使用中の状態を横から見た所。

若干方向を変えて……

ヒーターから太ももまでの距離が概ね5～6cmくらい。
座る位置にもよりますが、太もも付近概ねカバーされてる感じです。

実際に使った感じとしては、ほんのり温かい、って感じですね。

使う前は「こたつみたいな感じになるかな？」って思ってましたが、こたつのヒーター程の熱さはありません。

思っていたよりは、暖かさ控えめな感じです。

ただ、利用用途を考えると控えめなくらいな方が良いのかな？とも思います。

こたつレベルになってしまうと、温もりすぎて眠気誘われると思うので。

最初使った際には「少し物足りないな？」と感じてしまっていたのですが……

座席から離れた途端に「足、寒っ！」ってなるので、思っている以上には温まっているようです。

どうしてもこたつのヒーターを基準に考えちゃうので、実際よりも弱く感じてしまうんでしょうね。

* * * * * *

さて、気になる電気代は！？

と言う訳で、簡易型 電力量表示器 エコキーパー EC-03 の登場です。

ヒーターパネルの使用開始時から1時間で、実際にどれくらいの電力使用があるのかを計測していました。

その結果は……0.03kWh。

使用時間の方を確認すると、1.02時間なので、ちゃんと1時間分になってますね。

執筆時点での関西電力の従量電灯Ａでの電気代は、1kWh当たり第1段階で20.31円、第2段階で25.71円になっています。
パネルヒーターは1時間で0.03kWなので、第1段階なら0.6円、第2段階でも0.8円と言う計算になります。（平均を取ると0.7円なので、商品説明通り。）

これなら仕事中につけっぱなしで使っても、1日に6円前後（8時間計算）しかかからないのでお財布にも優しいですね。

テレワークで一日中自宅で仕事となると、そろそろエアコンを……って感じになりますが、膝元が温まるだけでも体の冷えが随分と軽減されて、未だエアコン良いかな？って気になりますね。

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上からだけでなく前方からも試してみました。

奥のラックの棚板と、PCラック部分に使用している手前側の足元用のコの字フレームに丁度磁石の位置が合いました。

結論から言うと、上からの方が温かいです（＾＾；

まぁ、単純に距離の問題だと思いますが……。

前方からになると座る位置がモロに影響してきて、推奨値であるパネルヒーターから10cm以内が難しくなりますね。

ちなみに使用中にパネルを触っても熱くは無いので、安全面においてはかなり安心出来ます。