みんな知らない道具・・・シャーです
シャーと言えば、Google等で検索すると・・・こっちがいっぱいヒットすると思いますが
決してこれではありません・・・
makita JS160Dです
板金に使う道具です、板金と言えばニブラが有名ですが、ニブラが金属を囓りきっていく感じと比較して、シャーは3枚の刃を使ってハサミで切っていく感じになります。
ニブラは曲線も切れるし、波トタンも切れますが、シャーは完全直線専用機です。
ネーミングはシャーリングのシャーでしょうが、板金屋さんの道具と言うことですね
いろんなメーカーからストレートシャーは出ていますが、機種の差はどれだけ厚い物が切れるかだけです。
基本は皆一緒です。
ストレートが付かなければ、2枚刃なのですが、ストレートが付くと3枚刃になり、2枚の物は切粉が出ませんが、ストレートシャーは真ん中の刃の厚さ分だけ切粉が出ます
その代わり切った断面が真っ直ぐになるため、よれることは無いので、トタン切りに向いています
このJS160Dは、14Vのモデルで、あまり厚物は切れません、18V が出ているので、新品買うならそちらをお勧めします。
今回は電池付きで 6000円で落としてきましたので、まあ、本体は4000円換算くらいです。電池が2000円換算くらいですかね・・・
そのくらいなら遊びで買っても良い感じだと勝手に思っています。
まあ、素人がやるには、金属切るならディスクグラインダーで良くない??って思うかもしれませんが、こちらはあくまで、ハサミですので、火花が出ません・・・あと、切り口がきれいなので、サンダーを使ったときのように後から真っ直ぐに修正もありません
また、火を使えない現場は多いので、こういう工具があるんでしょうね・・・(^_^)
まあ、とりあえず清掃から・・・
オークションの写真よりきれいだったんで、あんまりやることがありません
まあ、ブラシも残は多いのでそのまま・・・
しかしながら、どうやら、接着剤の付いている何かを切っていたと思われ、接着剤が至る所に付いています・・・(^_^)
石膏も付いていますので、内装屋さんかなあ・・なんて思いながら分解していきます
まあ、その辺を清掃・・・外で使ったと見えて、鉄パーツが必要以上に錆びています・・・(^_^;)
その辺は、CRC556をかけてちょっとだけ清掃・・・ちょっとづつ落ちてきますから放置です
刃の部分は砥石で研ごうかと思いましたが、今回はCRC556清掃で様子見です
樹脂パーツとゴムパーツは、シリコンオイル漬けして活を入れます
とりあえず完結・・・思ったより簡単に終わりました
段差があると切れないので、平らなトタン以外はニブラのほうが良い
その辺の要らない金属板を、廃棄するのに便利かと思って買ってみましたが、実際は、段が加工されているところは切れません。
この子達の代わりに使おうかと思いましたが、断念・・・
本職の人には笑われそうですが、平板を真っ直ぐ切ることしか出来ませんでした。
趣味でやるには、ハサミ型の、トタン切りのほうが良さそうです。
こういうやつです・・・
そんな感じで、プロの方以外には不向き工具でした。
資料
マニュアル
https://www.makita.co.jp/product/files/881D08-5.pdf
替え刃
マキタ ストレートシャーブレード センター A-21054
マキタ(Makita) ストレートシャーブレード サイド (2枚1組) A-50332
先輩たちの参考ページ
シャーに肯定的なご意見をお持ちの方も・・・
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購入金額
6,000円
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購入日
2021年12月10日
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購入場所
ヤフオク
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