レビューメディア「ジグソー」

グラフィックカードの更新…その1

グラボはGTX1070およびGTX1070Tiを使っていました。

参考に性能比較表です。

 

 

Z590マザーボードに
Z490マザーボードに

更新: 2021/11/23
購入理由から

ゲームをしないのでGTX1070でも問題はなかったが

主要なGPUの使用目的は以下です。

  • マルチ画面(3画面以上)描写が可能であること
  • 4K描写が可能であること
  • 動画編集に際してCPUの補助としての十分な機能
  • 費用対効果がいいこと

ご存じの方がZigsowでは多いとは思いますが、NVIDIAの場合は「CUDA」というシステムですが、以下の作業でCPUを補助します。

  •  エンコード
  •  レンダリング
  •  プレビュー画面を滑らかに*4K60Pでは限界あり。Premiere Pro等では「プロキシ編集」

しかしCore i9-10900やCore i7-11700をメインのCPUにしてから、やはりバランスが悪いと感じるようになりました。

ここ数年幾つかの事由でグラフィックスカードが高値定着が続き、なかなか踏み切れませんでしたが

ようやくRTXシリーズの導入に踏み切りました。

まずはRTX3060Tiです。

 

購入にあたり最初は予算的にRTX3060Tix2を予定していましたが、Amazon出展者の詐欺広告に近いことに遭遇しましたので、1台にしました。*最近さらに「さくら」が多いですなあ!

 

 

 

 

更新: 2021/11/23
実用性

やや物足りないかもなあ

GTX1070Tiは1080Pでは何ら問題なく動画編集・書き出しができていましたが、EOS R5購入で

4K60P CanonLog 10bit h.265で内部保存が可能になったので、特に孫が遊びに来たり、会いに行ったときには、写真:動画=4:6の割合で撮影しています。

そうなると動画編集でもRAW現像でも非力になってきました。

 またEOS R3も予約していますので(まだ来ませんが)ますますグラフィックカードの性能アップが必要となってきます。

 

本命はRTX3080Tiですが、入手しやすかったので先行しました。

 

 

動画編集はメイン機はADOBE Premiere ProとDavinci Resolve17で編集、サブ機はDavinci Resolve17ですが、まずメイン機に導入しました。*サブ機にGTX1070Tiを設置。

 

Core i9-10900 RTX3060Tiでも、当然4K60Pではコマ落ちしますので編集はプロキシ必須です。したがって編集作業自体は特に差は感じません。

 

まずはベンチマークを比較します。

CUDA数はGTX1070Tiが「2432」に対して、RTX3060Tiは「4864」ですので倍です。

 

Geekbench(GPU)

 

V-Ray

どちらのベンチマーク結果もCUDA数の比率より、性能がUPしているのがわかります。

 

実際のエンコード書き出し時間でどの程度差が出るのか、

 

更新: 2021/11/23
使用感

Premiere Proでの書き出し時間比較

GTX1070Ti VS RTX3060Ti エンコード比較

条件

  • 4K60P CononLog 10bit 10GB 1分30秒 動画(2ファイル)
  • LUTsを当て、スケールアップ(150%)を一部適応
  • Adobe Premiere Proにて編集

結果

 

圧縮比が小さなh.264コーデックが、一番恩恵を受けた結果になりました。

CUDAは倍になりましたが、時間短縮効果は多用するh.265やh.2641080Pでは14-18%時間短縮になりました。この2つのグラフィックボードは購入価格差が130%程度ありますので、費用対効果は少し疑問ですね。

私は動画編集は大体15~20分(DVD収録の場合)がほぼ2日に1回で、1時間動画は月に1回程度です。統計は取っていませんが元データx2倍の書き出し時間でしたので、20分X2X2=80分書き出し時間が、1時間強(67-8分)という感じですね。

なおGPUのエンコード時の負荷は58-60%で、温度はMAX72℃でした。

 

Davinci Resolveではやや早く書き出しが可能でした。もうPremiere Proはやめようかなと感じ始めています。

 

少し前にPremiere ProのPlug-inで書き出し(エンコード)が高速化するという記事を見つけ、DLして完了していますが,パフォーマンスの高いPCでは1/2程度にエンコードが高速になるとのことですが

Core i9-10900の環境では全く一緒でした。また書き出しもmp4,AVI等ではなく、mxfという形式で

また別のソフトをインストールしないと見れないし、DVD等に焼いて渡してもおそらく視聴できないと思いますので、無駄だったかなあと思っています。

Daniel2 Adobe CC Plugin と言います。

エンコード時のCPUやGPUの使用率を毎回チェックしていませんが、先ほど記述したように60%未満のRTX3060Tiの使用率でしたが、80%程度まで使用率を上げるようですが…。

 

記事も導入を薦めていますが、ファイル形式が問題ですね。

またH.264以外にも、H.265,1080Pも書き出しが可能とありましたが、私はきちんとサイトからDLし手順通り設定しましたが、H.264のみです。これもよくわかりません。

*ちなみにセキュリティーはノートンを使用していますが、危険なサイトとして迂回しないとだめでした。メールアドレスと氏名は入力しないといけません(会社名や電話番号入力項目もありましたが、入力していませんが問題なかったです)

 

更新: 2021/11/23
総評

ゲームはそこそこ使えるのだろうけど

RTX2080シリーズ以下のGPU以上の性能らしいですが、ゲームの評価は全くしていません。

販売開始時が6万円以下が購入時には9万円近く。我慢してきましたが購入に踏み切ったのですが、Z590マザーに乗せ換えるつもりです。

 

Plug-in効果もないので、動画編集用GPUはRTX3080Tiにしました。

RAW現像等での感想をまた追記したいと思います。

 

  • 購入金額

    83,000円

  • 購入日

    2021年10月10日

  • 購入場所

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