グラボはGTX1070およびGTX1070Tiを使っていました。
参考に性能比較表です。
ゲームをしないのでGTX1070でも問題はなかったが
主要なGPUの使用目的は以下です。
- マルチ画面(3画面以上)描写が可能であること
- 4K描写が可能であること
- 動画編集に際してCPUの補助としての十分な機能
- 費用対効果がいいこと
ご存じの方がZigsowでは多いとは思いますが、NVIDIAの場合は「CUDA」というシステムですが、以下の作業でCPUを補助します。
- エンコード
- レンダリング
- プレビュー画面を滑らかに*4K60Pでは限界あり。Premiere Pro等では「プロキシ編集」
しかしCore i9-10900やCore i7-11700をメインのCPUにしてから、やはりバランスが悪いと感じるようになりました。
ここ数年幾つかの事由でグラフィックスカードが高値定着が続き、なかなか踏み切れませんでしたが
ようやくRTXシリーズの導入に踏み切りました。
まずはRTX3060Tiです。
購入にあたり最初は予算的にRTX3060Tix2を予定していましたが、Amazon出展者の詐欺広告に近いことに遭遇しましたので、1台にしました。*最近さらに「さくら」が多いですなあ!
やや物足りないかもなあ
GTX1070Tiは1080Pでは何ら問題なく動画編集・書き出しができていましたが、EOS R5購入で
4K60P CanonLog 10bit h.265で内部保存が可能になったので、特に孫が遊びに来たり、会いに行ったときには、写真:動画=4:6の割合で撮影しています。
そうなると動画編集でもRAW現像でも非力になってきました。
またEOS R3も予約していますので(まだ来ませんが)ますますグラフィックカードの性能アップが必要となってきます。
本命はRTX3080Tiですが、入手しやすかったので先行しました。
動画編集はメイン機はADOBE Premiere ProとDavinci Resolve17で編集、サブ機はDavinci Resolve17ですが、まずメイン機に導入しました。*サブ機にGTX1070Tiを設置。
Core i9-10900 RTX3060Tiでも、当然4K60Pではコマ落ちしますので編集はプロキシ必須です。したがって編集作業自体は特に差は感じません。
まずはベンチマークを比較します。
CUDA数はGTX1070Tiが「2432」に対して、RTX3060Tiは「4864」ですので倍です。
Geekbench(GPU)
V-Ray
どちらのベンチマーク結果もCUDA数の比率より、性能がUPしているのがわかります。
実際のエンコード書き出し時間でどの程度差が出るのか、
Premiere Proでの書き出し時間比較
GTX1070Ti VS RTX3060Ti エンコード比較
条件
- 4K60P CononLog 10bit 10GB 1分30秒 動画(2ファイル)
- LUTsを当て、スケールアップ(150%)を一部適応
- Adobe Premiere Proにて編集
結果
圧縮比が小さなh.264コーデックが、一番恩恵を受けた結果になりました。
CUDAは倍になりましたが、時間短縮効果は多用するh.265やh.2641080Pでは14-18%時間短縮になりました。この2つのグラフィックボードは購入価格差が130%程度ありますので、費用対効果は少し疑問ですね。
私は動画編集は大体15~20分(DVD収録の場合)がほぼ2日に1回で、1時間動画は月に1回程度です。統計は取っていませんが元データx2倍の書き出し時間でしたので、20分X2X2=80分書き出し時間が、1時間強(67-8分)という感じですね。
なおGPUのエンコード時の負荷は58-60%で、温度はMAX72℃でした。
Davinci Resolveではやや早く書き出しが可能でした。もうPremiere Proはやめようかなと感じ始めています。
少し前にPremiere ProのPlug-inで書き出し(エンコード)が高速化するという記事を見つけ、DLして完了していますが,パフォーマンスの高いPCでは1/2程度にエンコードが高速になるとのことですが
Core i9-10900の環境では全く一緒でした。また書き出しもmp4,AVI等ではなく、mxfという形式で
また別のソフトをインストールしないと見れないし、DVD等に焼いて渡してもおそらく視聴できないと思いますので、無駄だったかなあと思っています。
Daniel2 Adobe CC Plugin と言います。
エンコード時のCPUやGPUの使用率を毎回チェックしていませんが、先ほど記述したように60%未満のRTX3060Tiの使用率でしたが、80%程度まで使用率を上げるようですが…。
記事も導入を薦めていますが、ファイル形式が問題ですね。
またH.264以外にも、H.265,1080Pも書き出しが可能とありましたが、私はきちんとサイトからDLし手順通り設定しましたが、H.264のみです。これもよくわかりません。
*ちなみにセキュリティーはノートンを使用していますが、危険なサイトとして迂回しないとだめでした。メールアドレスと氏名は入力しないといけません(会社名や電話番号入力項目もありましたが、入力していませんが問題なかったです)
ゲームはそこそこ使えるのだろうけど
RTX2080シリーズ以下のGPU以上の性能らしいですが、ゲームの評価は全くしていません。
販売開始時が6万円以下が購入時には9万円近く。我慢してきましたが購入に踏み切ったのですが、Z590マザーに乗せ換えるつもりです。
Plug-in効果もないので、動画編集用GPUはRTX3080Tiにしました。
RAW現像等での感想をまた追記したいと思います。
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購入金額
83,000円
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購入日
2021年10月10日
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購入場所
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