明治時代から昭和期を生きた伝説の巨人と言われた肥田春充(ひだはるみち)によって創始され、昭和初期に一世を風靡した健康法「肥田式強健術」を富田高久が紹介したDVDです。
その鍛錬法は、気合とともに丹田(正中心)に力を集めることを基本原理としながら身体の各部を鍛える独特なものであり、長年にわたり武術家、格闘家を始め、各界から高い評価を得てきた究極の心身鍛錬法だそうです。
このDVD第1弾となる入門編では、基本的原理を解説するとともに簡易的な強健術を映像を見ながら修練することが出来るように作られています。
肥田春充と肥田式強健術について
略年譜
- 1883年 医家・川合立玄の子(五男)として山梨県南都留郡西桂村にて誕生
春充は、幼少の頃から極端な病弱で、ガリガリに痩せていたことから、¨茅棒¨とあだ名され、いじめられていた。 - 188年 重症の麻疹かかる
2度死の宣告を受けるも一命を取り留める - 1900年 一念発起し、医者であった父の本棚から、解剖学の本などを読みあさり、西洋の筋力鍛練法から、東洋の呼吸法に至るまで、ありとあらゆる方法を試してみた。
- 1902年 2年間で筋骨隆々の体を作り上げ中学に入学
- 1907年 中央大学法科、明治大学政治科、商科、早稲田大学文学科へ入学
- 1910年 三大学、四学科を卒業
- 1911年 『実験 簡易強健術』を出版
その後も自然療法等の研究に没頭する。 - 1916年 『強い身体をつくる法』を出版
- 1917年 静岡県田方郡対島村八幡野の肥田家の婿養子となる
- 1923年 『独特なる胃腸の強健法』聖中心力を悟得し、肥田式強健術がほぼ完成
呼吸と動作による究極の心身鍛練法をあみだされた。 - 1939年 1941年にかけて、日米戦回避のために大川周明らと奔走する
- 1943年 東条英機に終戦勧告を書き送る
本当の国難は終戦時ではなく、その後に訪れると予言していた。(現代以降かも) - 1946年 『人類救済』のための真の宗教、哲学、科学の学的、体験的研究をはじめる
この研究を『宇宙大学』と呼ぶ - 1955年 肥田通夫との共著『一分間の強健法』出版
- 1956年 8月24日 人類の将来を憂い、49日間の完全断食の果て、死去
エピソード
- 三大学、四学科を同時に卒業している。
速読術,記憶術も習得していて能(脳)力開発法とも言われている。 - 杉の八分板を足の形に踏み抜いた。
- 運動場を10周すると、2位に1週分の差をつけて更に追い越して1位になった。
- 超能力も得て日本民族だけでなく人類の未来も見透せた。その結果、49日間の完全断食の果て、死去。現界よりも霊界の方が力が発揮できると言っていた。
ビデオで分かりやすく説明されている
『肥田式強健術』の本を持っていて過去に何度か試してみたが、本の説明では分かりずらく長続きしませんでした。このビデオでは基本原理と正しい動作を丁寧に紹介されています。
この肥田式強健術は格闘技ではないので体力の衰えた高齢者でも行えそうですが、それでも正確な動作をすることは難しいとも思いました。このDVDによって正しい動作を理解し実践する手助けとなる事は間違いないでしょう。
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購入金額
3,728円
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購入日
2021年08月27日
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購入場所
ぐるぐる王国DS 楽天市場店
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