QNAPのNASを買ったので使用感をまとめます。
(使いながら徐々に追記してきます。)
WD Cloud 以来のNASです。
自分で購入したのは初めて。
この手の企業向けというか、高機能なNASを使うのは初めてです。
自作PC上にセットアップしたCentOSで動いている、自宅サーバーのリプレースが目的で、NASで実現したい必須機能は下記の3つ。
- Gitリポジトリ
- DDNSもしくはDNS更新
- 外部ファイル共有
HDDはWD Red Plus 6TBを2台使って、RAID1で運用する予定です。
LANケーブルが入ってるのは良いがHDMIがあればベスト
本体以外に入ってるのはLANケーブルが2本。
LANケーブルはCat5E。
HDMIも使えるのでそれも入ってると最高だけど、まぁ、オプション機能なので無くてもいいかなという感じ。
LANケーブル2本入ってるのは良いです。
悪くないけど安っぽさはある
前面のパネルやトレイがプラスチックなのでその辺りの安っぽさはあるかなと。
ただ、実際に置いて使っているときに気になるか?というとそこまではないと思います。
付けやすい
非常に使いやすいです。
トレイにHDDを取り付けるとき一切工具が必要ないのがとても楽。
写真だとわかりにくいと思いますが、側面のパーツを外した状態でHDDをトレイに乗せて、
側面のパーツを嵌め込めば固定されます。
楽。
分かりやすくはない
慣れていれば楽なのかもしれませんが、分かりやすいとは言えないかもなと思います。
ある程度知識を持っている人を対象にしているとは思いますが、普通にNAS(ファイルサーバー的な意味で)を使おうと思って買うとしんどいのでは?っと。
ディスク、ストレージプール、ボリュームのあたりとか、個人的にLVMとかで慣れているのでイメージが湧きますけど、馴染みがないと詰まりそうだなと思ったり。
ボリュームタイプとかも、何を選べばいいか?ってなるのではないかなぁとか。
Synologyとかはどうなんでしょう。
感覚としてはCentOSでファイルサーバーを構築する、みたいなノリに近いなと近いなと思いました。
一本道じゃないというか、ある程度自分で構成考えて進んでいかないとダメですね。
やれることが沢山ある分、何をしていいのかが分かりにくい。
もちろん、特化している分CentOSとかで作るのに比べれば遥かに楽ですが。
GitLabはきついが他は悪くない
QTS自体はWEB上で動いているので体感としてはサクサク動く感じではないですが、まぁ、別に最初にセットアップすれば普段はいじることはないので許せる範囲かなと。
ファイルコピーなど通常の動作は概ね軽快に動いています。
Gitに関しては、ContainerStationでgitを検索すると推奨としてGItLabが出てきたので試したのですが、やはり4GBのモデルは無理っぽい感じでした。(推奨メモリは8GBらしいです)
インストールはできて、起動もしますが管理画面にログインするところで長時間待たされて最終的に502でこけるみたいな感じの挙動。
ダッシュボードで見てみるとRAMが90%近く使い切っているような感じ。
もちろん、導入中なのでRAIDの構築中だったり、ファイルのコピーが裏で走っていたりして負荷が高めというのはあると思いますが、どちらにしてもかなり遅いので、実用に耐えれるのか不安なので、Gitea使って構築してみました。
GitLab と違い、非常に軽快でサクサク動きます。
機能的にもこれで十分なので、しばらくこれで使ってみようかなと。
Gitea の構築については Qiita にまとめました。
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購入金額
59,328円
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購入日
2021年08月10日
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購入場所
ツクモネットショップ
かもみーるさん
2021/08/15
プラだとトータル重量がそこまで増えないし、破損しても買い替えが安価だったりします。
スチールでは熱や経年劣化で変形しにくいですが、2ベイならともかく4ベイ以上はやはり重いです。
私は自作NASでもやってるのですが、ストレージ機能(RAIDやSAMBA等)以外は仮想マシンを作ってそちらで行うとバックアップ含めて楽なのでおすすめです。
移行作業も楽になりますしね。
道草さん
2021/08/16
あとは、もうちょい使って様子を見てみます!