まずはCDの方からですが、こちらは過去のフルアルバム2作「Anfang」「Wahl」を聴いていれば、概ね予想がつく水準の楽曲が並んでいました。結構きちんとした紹介動画が用意されていますので、そちらを貼っておきます。

まあ、率直に言ってしまうと劇場版の映像を全く観ていない状態で聴いていますので、楽曲だけで聴くと少しインパクトは弱いかなと感じました。強いて言えば4曲目「Singing “OURS”」はRoseliaにしては珍しく穏やかな曲調で、少し新鮮味があります。もっとも、リードヴォーカルの相羽あいなの歌い方はハードロック調の方がマッチしていると思いますが…。

ライブBlu-rayの方は、海外向けのBanG Dream!公式でダイジェストを公開していますので、そちらを貼っておきましょう。

こちらはBlu-rayなのでスクリーンショットを許可されていませんので、PCのディスプレイを撮影したものを数点用意しておきます。

曲目はこのような形で、2ndアルバム「Wahl」からの楽曲が中心となります。

ただ、本作では新型コロナウイルス対策のため、スタジオ練習がろくに出来なかったということもあり、演奏のまとまりや完成度は過去のライブよりも少し良くないかも知れません。実はこの次の大規模ライブとなる「Rausch and Craziness II」も配信で観たのですが、こちらの方が演奏の出来はずっと良かったと思います。

その代わりと言っては何ですが、ライブ中の衣装替えや休憩時に流される「幕間映像」に関しては、演奏と関係ないところで体を張りすぎではないかというほど質・量共に充実しています。

演奏プラス幕間映像と考えると、このBlu-rayディスクはかなり見所があり、これを目当てに買っても損はしないといえる内容です。ライブの選曲も今回はカバー曲無しで構成されていますので、Roseliaのライブを何か観てみたいという方におすすめできるものとなっています。