以前は全く自覚できていませんでしたが、私は元々小児喘息を発症していたらしく、ここ数年その症状が復活してきてしまいました。
発作が続いた際には部屋に加湿器を用意して対処したりもしましたが、現在は吸入薬を常用することで発作にまでは至らなくなりました。
しかし、それでも咳き込んだり、息苦しさを感じることは良くあります。もっとも、息苦しいというのはあくまで主観であり、どの程度状況が悪くなっているのかを客観的に示すことが出来ません。そこで考えたのが、新型コロナウイルスの流行により量販店の店頭などでも見かけるようになった、血中酸素濃度計を使ってどの程度呼吸機能が低下しているのかを数値で見るという方法です。
医療用の高精度の品は新型コロナウイルスで必要としている場で使われるべきと思いますが、今回購入したのはあくまで医療用機器ではないおもちゃレベルの製品です。値も目安程度に考えるべきものということを理解して使えば良いでしょう。
箱にきちんと「本製品は医療機器ではありません」と明記されていますね。とはいえ、ある程度計れる程度でも傾向は読み取れますので、日頃の健康チェックには十分でしょう。
本体以外には、取扱説明書とストラップ紐が付いているだけというシンプルな構成です。
電池は単4電池×2本を利用します。これは添付されていませんので、別途用意する必要があります。
正確さは担保されないものの…
それでは、実際に計測してみることにしましょう。
丁度咳き込んで息苦しかったときに計測してみたのですが…、
…これ、本当に大丈夫?という値が出てしまいました。
一般的に健康な人であれば96~99%辺りの値が出るはずなのですが、この写真の時点では93%しかありません。しばらく見ていても、91~94%の間で上下していました。ちなみにコロナウイルスの陽性判定が出た場合や濃厚接触者が測定する場合、95%以下を示したら医療機関受診を強く勧められることになるそうです。
もっとも、息苦しさが感じられないタイミングで計測したときには95~98%辺りを示しながら上下しますので、恒常的に肺機能が落ちているというわけではないようです。息苦しいという感覚が正常であることが示されたという形です。
また、咳き込んだ後であるためか、脈拍数もかなり上がっています。特に体を動かしたわけではないのですが、100をしばらく上回った状態が続きました。
やはりこういった症状が出ているときにはそれなりに苦しいわけですが、それが数字を見て理解できるようになったというのは収穫です。まあ、それでもこういった症状を経験していない方には、感覚を理解してもらうのは不可能なわけですが。
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購入金額
2,179円
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購入日
2021年04月25日
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購入場所
ノジマ
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