一応せっかく買ったものですので、インストールして内容を紹介したいと思います。

ジャストシステムに初めてユーザー登録したのが1996年、つまり25年も前であるということに驚きます。当然毎年買い続けている以上、バージョンアップ版を購入しています。以前は通常版、プレミアム、スーパープレミアムという3グレード構成だったのですが、昨年の一太郎2020からは中間グレードが廃止されてしまいましたので、下位の通常版を選んでいます。何分このコロナ禍で減収減益ですから、上位版を買う程余裕はありません。

箱の中身です。インストールディスク（DVD）、説明書、シリアル番号等が記載されたお客様控えが入っています。お客様控えが振込用紙と一体化されているのは合理的かも知れませんが、毎回何となく微妙な心境となります。

ディスクをPCの光学ドライブにセットすると、いつも通りインストーラーが起動します。

ジャストシステムの直販である「Just MyShop」で購入した場合には、購入時点でユーザー登録の準備は既に出来ており、ここで全ての項目を入力しておくとアクティベーションとユーザー登録が同時に完了します。

ここで一太郎だけを選ぶ人はなかなかいないと思いますが、一応別のソフトウェアであるため、インストールの有無を別々に選択することが出来ます。

今回ある意味最も大きな変更点といえるのは、このデフォルトフォントの変更ではないかと思います。画面表示した際にフォントの粗さがなくなり、スムーズな表示に見えます。もっとも、普通に印刷したら精細さの違いはわからないと思いますが。

これが起動直後の状態ですが、ここ数年は大体こんな感じの外見ですね。印象は変わっていません。

「ESC」メニュー等は相変わらず健在です。私の場合はMS-DOSから短期間でWindows（3.1）に移行していますので、ESCメニューは実はあまり使っていませんでしたが。「ジャストウィンドウ2」の一太郎5で使っていた程度でしょうか。

ここ数年殆ど同じことを言っていますが、ソフトウェアとしての基本は殆ど変わっていません。機能追加も使い勝手の向上というよりは年に1回のバージョンアップに合わせて無理矢理ネタを絞り出しているような印象を受けます。

おそらく、私のように新バージョンが出れば毎回律儀に買うユーザーが少なからずいるので、年1回のリリースを維持しているのだと思いますが、そろそろATOKだけを更新する差分パッケージのような形にしても良いのでは無いでしょうか。追加機能もゲームのDLCのように追加有料配信で十分カバーできる程度だと思いますし。

3～4年に1回程度のメジャーバージョンアップと、追加機能は有償・無償でDL提供という方が、お互いにとって負担が少ないような気がします。