今回購入したTRN VXは
1DD+6BA
となかなか豪華な仕様です
ETYMOTIC RESEARCHのイヤホンで一般化した感が有る
バランスド アーマチュアドライバーを6基搭載した頭の悪い仕様
ER社のER4Sのように1基で忠実でフラットな再生音を目指していく方向性とは別次元に位置する感が有ります。
いくら7基積んでいようがしょせん中華のBAドライバーです
ならせるレンジが狭いので各レンジにBAを複数乗せればいいじゃない？と
不法建築よろしくの様にたくさん積んだもの勝ちなのですｗ

ERでも低音が得意でなかったように、BA自体低音を苦手としているのでDDで低音を補う
そう！安価な中華イヤホンはトッピング全部乗せが最強！！おいしくなくてもインパクトが大事！
そんな定食屋みたいなノリです。
（片耳10基のBAを積んだモデルが2020年では一番多くBAを積んでるモデルのようです）

ワテクシがTRNを選んだのは
ロゴマークが主張していない
アルミボディ
余計な突起がないフィット感がよさそうな形状

ごてごてしていない形状

と見た目だけで決めました('ω')ノ
KZやCCAなどいろいろなメーカーが有るようですが
良さそうだなーと思ったモデルには耳入れする側に変な突起が有り
その部分がフィットしないと痛そうだな―と思いTRN製を選択しました
最後まで迷ったのはCCAのCA16でした。
CA16はVXより1基BAが多く、DDもVXより低音重視の物が使われているみたいで
VXよりも上位になると思うのですが形状と主張するロゴマークが好きではなかった・・・
うん！ワイ氏見た目で決めたんです、

AMAZONで7000円ほどで売っていたけども、ワイ氏AliExpressに挑戦
AliExpress経由だと1500円ぐらい節約できるものの、輸送に時間がかかる・・・
初期不良引いたときに、手間など金額差を考えるとあまりメリットはない・・・
ただ中華イヤホンに出せる金額は5000+αまでと決めていたのでAliExpressからの購入です
別にすぐ手元に来ないといけない物でもないですし

というわけでございまして

2020年12月30日に注文
当日出荷されChina postに渡された模様
出荷場所は深センです。
コロナの影響の中でいつ到着するのか楽しみです
2021年1月13日に到着しました。
2週間で届いたので良かったです

安価！！

これに尽きます
音質なんて研究して製造してないだろう、とりあえず中華製BAとDDなので当然音質とかは2の次
安価こそ正義！！
とりあえず形だけ整っておけば、音の通り道を接着剤で塞ごうがOK牧場！！
沢山ドライバー積めばいいんだよ！！

物量で体裁を整える中華的発想！

興味本位でBA+DDの多ドライバーが手を出せる価格帯なのが中華イヤホンの魅力的なところだと思います。

うんこ耳なので、高いイヤホン買ってもワテクシの場合わかんないと思うの・・・

Jabra Elite Active 75tを買って音質面でかなり不満だったワイ
お高めの価格だったため、音響メーカー製のイヤホンは諦め、中華イヤホンに手を出したのですが
これが大正解！
Bluetoothワイヤレスイヤホンと有線イヤホンの差は歴然でした。
とりあえずiPod クラッシックとタッチで聴き比べ

初視聴の感想は中華のパクリ技術おそるべし！！
正直あんまり期待はしてなかったのですが、ワイの耳には高音質に聞こえます
DDを積んでいるので

低音もきちんと鳴ります。
ベース音の聞き取りもしやすいです。
(５弦ベースなどもきちんと奏でてます)
バスドラもキレが良いです
なかなかに元気に鳴るので
おじさん的には低音が少し強く感じます。

低音と比べると中音は少し引っ込んでます。
50060というBAが3基で鳴らしてます
ボーカルが前に出過ぎずいい感じです。
バイオリンやアコギの鳴り方が好みです。
箱鳴りしてる感が良く伝わります。

高音
30095とかいうBAが3基で鳴らすので
ハイハットもキレが良く
きちんとアタックの強弱まで聞き取れます
バイオリンやアコギの高音域もキレイになります。
シャキシャキとがった感じはなく、耳心地の良い高音で鳴ります
3つのBAで刺さる部分を打ち消していると感じます。


Jabra Elite Active75tと比較するのがおこがましいレベルで
Trn VXの方が音が明瞭でクリアー
深い霧の中から出てきた感が有ります。
老眼が75tとすると老眼鏡をかけた状態がvxみたいに感じます・
やはり有線と無線には越えられない壁が有ると感じました。
楽器類の一音、一音が分かりやすく、バンドが引き立ち、男性ボーカルが一歩下がった感じに聞こえ
耳コピするのにもよさそうに思います。
どちらかというと唄を楽しむより演奏を楽しむのに向いていると感じます。

しかもVXはアルミ削り出しで製作されていて何気に高級感が有り、中華らしいチープ感を
感じさせないのが良いです。
今回リケーブル付きの物を購入したのですがこれが銀ケーブルでなかなかの良いお品
(Trn T3S)これがセットとなって年末特価で57ドルほどで買えました
リケーブル付きで6000円と考えるとかなりお安いです。

KZやCCAと言った中華イヤホンの定番メーカーで似た構成の物より少し高いTrnなので迷いましたが
耳に当たる側の形状(変な突起がなくてつるんとしている)と
質感や低音が抑えめな所でVXを選んでよかったと思います。

開封でし
右がリケーブル T3
左が VX

うら

ビニールを引きちぎりました
イヤホンがきちんと収まってませんでしたｗ
うん！中華

T3は3.5mm 2pin KZタイプ

イヤーチップがおまけで付いてました
ただワイの耳にはでかすぎて使えそうにありませんでしたｗ
なぜ全部同じサイズなのか謎ですｗ

4コアの標準ケーブルは使うことがなさそうです
断線したら使うかもしれませんが。

T3 8コアのシルバー線 4コアの倍の太さで安心！結構しなやかだったので
このケーブルを使うことにしました。

VXの箱の中身はこんな感じです。
高級機はスポンジに包まれていたり、ケースが付属したりしますが
そんなもの安物中華には付属しません

イヤホン自体についているイヤーピース(多分Mサイズ)がなぜかデカかったのでSに変更して
音楽鑑賞しました
アイポッド タッチなので音質は期待できないですが、ワイうんこ耳なので問題なし！
アルミの質感良き！

Iphoneはイヤホンジャック付いてない・・・・
なぜなんだぜ？
音楽鑑賞するときには、Jabraの75tはつかいたくないなりよ！

変な突起がないのが大変よく、装着感は良好です。
とはいっても75tが15分ぐらいで痛くなるのに対し
VXは1時間ぐらいで耳が痛くなりますので75tと比較してですが。

ベントが2つ開いてました。

アルミ削り出しのボディのおかげで中華らしい安っぽさが皆無なのも良い

DD×1　BA×6 

デュアルマグネットダイナミックドライバー(強力な低音を鳴らせるらしい)のおかげで低音側の十分に出ている
（ワテクシには多すぎに感じるぐらい出てます)
アルミボディのおかげなのか、シャープでキレが良い
BAは多ドライバーのおかげで、刺さり感はないし、音域高めの女性ボーカルは耳心地が良いです
DDが強いみたいなので多BAで押さえつけているというのが正しいのかもしれません。
高音域、中高音域、中音の鳴り方がとてもクリアで心地よくワテクシには合ってます。
(分離感はMDR-7506などのモニターヘッドホンの方が有りますが音楽を楽しむのにはVXの方が良い)
DDが担当している低音、重低音域はイコライザーで減らして多BAの恩恵を楽しんでます。
総アルミ削り出しボディという事でKZやCCAにはいかず、TRNを選びましたが
個人的には正解だったと思います。
(KZは低音を重視、TRNは中高音を重視している傾向が有るメーカーみたいです)
現在TRNの最上位となっているBA8って機種が欲しくなります。
BA8はDDを積んでおらずBAのみなので、ワテクシの好みにかなり合いそうだと思います。
VX並みの価格に落ちてきたら手に入れてみたいと思います

KZやCCAと比較してアルミボディ分お値段が高いですが、低音がガンガン出るのは苦手な人や
中音、高音域を奇麗に聞きたい人には良いイヤホンと感じました
リケーブル込みで6000円ぐらいだったのですが
同価格帯で音響メーカー品を買うなら中華イヤホンの音の方が良い音で聴けるかなと感じます。

やっぱり音楽を楽しむなら無線より有線が良いのだなーと思えるイヤホンでした。
手持ちのiphoneやipodなどはハイレゾ？とかには対応していないみたいなので
何らかのDAPやDACを買って良い音源の物を聴いてみたいです。