コロナ禍で映画館に行くタイミングを逃してたんですが、アマゾンプライムでレンタルできたので見ました。
エンターテインメントと現実と
映画として面白かったかというと、なんとも言いようがないのです。
一方で家族はおもしろかったといってました(良い映画だと言いたかったようです)。
なぜ原発を死守しようとしたのか、導入部分でもっとその情緒について描きこんでくれたなら、作品にもっと没入できたのかもしれません。あえて避けることにしたのかもしれません。
実は腹が立ってしかたなかったあの日
極めつけはみなさんご存じの「想定外」という言葉です。これって想像力持ってませんって言ってるようなもので、つまり想定する能力がなかったということだとおもっています。
「想定外」で逃げようとしていた本社側の対応は、その視界には政府と責任回避の方策しか入っていないと感じていました。なので、現場で命を懸けて仕事している社員に責任を負わせていたとしかかんがえられませんでした。
評論家だかなんだかが「賠償なんてやったら会社が吹き飛ぶ。」って言ってましたが、吹き飛ぶべきだったのではないかと思っています。公共性の高い企業だから存続させないといけないという立場からの発言だったようですが、本当に必要とされているなら、代わりの資本なんてすぐに他所が用意したでしょう。そして他の電力会社もそういう状況をみていれば、危機感をもって原子力をより安全に運用するようになったでしょう。
リアルタイムで報道を見ていた私には、どうしてもその感情が先に立ってしまっていけません。
福島ではない原発に仕事で入った友人がいってましたが、構内の溝なんかは結構放射能線量の高い箇所が存在するとか。
社会派の映画として考えると
意味のある良い作品だと思います。
終盤の吉田所長の伊崎当直長への遺言に胸が熱くなりました。
ドヘタなレビューですんまっしぇん。
ぁぁ、他のレビューも挙げなきゃ。
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購入金額
3,013円
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購入日
2020年12月18日
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購入場所
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