以前から何度か書いていますが、私はLED照明の光が嫌いで、自室の照明は今でもインバーター型の蛍光灯です。自室以外は蛍光灯が故障した時点でさすがに諦めて、LED照明に切り替えましたが…。
そして、その蛍光灯には、Panasonic製の定番商品である「パルック プレミア」を組み合わせていました。これは以前使っていた照明が故障した際に、本体の故障か蛍光管の故障かが判別できなかったために、切り分け用として買ってそれ以降使っていたものです。
これは想定寿命9,000時間で、まだ1年少々しか使っていませんので寿命というほどではありません。
ただ、以前のレビューで書いた通り妙に作りが雑であることに加え、最初からどうもちらつきが大きめであることが気になっていました。
たまたま食品を買いにいったスーパーの家電売り場で、蛍光灯や少し古めのLED電球を500円または1,000円で均一処分していることに気付いたのですが、蛍光灯はグレードやサイズに関係なくすべて1,000円でした。
その中に丁度30W+32Wの「パルック プレミア 20000」が含まれているのを見つけて、一度は蛍光管の最上位モデルを使ってみようということで購入してみることにしました。
「パルック プレミア 20000」はその名前で判る通り、想定寿命が20,000時間という蛍光管として最長ともいえる寿命を誇るモデルです。寿命以外は使ってみないとなかなか違いはわからないでしょうけど…。
成型精度も安定度も段違い
ぱっと見では従来の「パルック プレミア」と同じシリーズの製品ですので、大きな違いはありません。
在庫があったのは「ナチュラル色」(色温度5,200K)だけでしたので、自動的にこれになりました。今まで使っていた「パルック プレミア」もナチュラル色でしたので、色味の違いは殆どありません。
今日取り付けて使い始めたのですが、ちょっとした驚きがありました。
まず、従来の「パルック プレミア」で苦言を呈した成型精度は、こちらの「パルック プレミア 20000」では文句の付けようがないほど高水準です。同じ日本製でここまで差があるかというくらいに違います。
そして同じ照明器具で使っていても、光の安定度が全く違います。こちらはちらつきが肉眼では見えません。明るさ自体は、メーカー公称値では「パルック プレミア」の方がやや上の筈なのですが、肉眼での感覚的にはむしろ「パルック プレミア 20000」の方が明るく感じられます。
通常の販売価格では、「パルック プレミア 20000」は通常の「パルック プレミア」よりも2~3割高価なのですが、それだけの価値は十分にあることを納得させられます。というよりは、最初から中途半端にケチらずこちらを買っておけば良かったと思ったほどです。
さすがに今使っているインバーター型照明が故障したら、次は諦めてLED照明を導入することになるでしょう。この照明器具が壊れるのが先か、「パルック プレミア 20000」が寿命を迎えるのが先か、なかなか予想は難しいところです。
-
購入金額
1,100円
-
購入日
2020年12月12日
-
購入場所
ライフ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。