所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。推しの推し。その人やモノに興味がなくても、自分の応援している人物やグループなどの好みと知ると好感度が上がり、それらも好きになったり欲しくなったりします。イベントで聴いた(聴かされた?)ことにより、興味を持ち、入手することになったアイドルの楽曲をご紹介します。
そして「芋づる式洲崎綾 Part8」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連。年末(12月)といえばあやちゃんのバースデイということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲、Webラジオのイベントやそれらの関連商品まで、幅広く芋づる式にご紹介するシリーズレビューの...芋づる引っ張って出てきた8回目の超々番外編。
あやちゃんが北欧はフィンランドに行った旅行記が2枚のDVDにまとめられ、
発売されたが、その先行発売時にイベント(DVDボツ映像なども使ったトークショー)があった。そのうちVol.4の発売時に行われたイベントで、開始前に会場に流れていた曲が「青春トレイン」。
イベント前の待ち時間には、そのアーティストや声優の持ち歌がかかったり、アニメなどのイベントならその主題歌やサウンドトラックがかかったりして場を盛り上げるが、あまり関連のない曲がBGMとして流されていることもある。ただその場合はヴォーカルレスの曲が選ばれることが多く、歌ありの曲の場合も比較的音量を絞って流されている事がほとんど。またそういった場合、1曲が繰り返し流されることは少なく、いろんな曲が使われることが多い。
それが「DVD「洲崎綾の7.6 Vol.4〜フィンランド後編〜」先行発売イベント」では、その「青春トレイン」が大音量でループして掛けられていて、まるであやちゃんのイベントではないようだった。
イベントが始まってからのトークでその理由が語られたが、どうやらあやちゃんはそのアイドル(もしくは番組)にハマっているらしい。声優業界、自身がアニメやゲームが好きでその職業を目指した人も多く、オタク気質の人も結構多い。どうやらあやちゃんもそのケがあり、その時点でドハマりしていたのが、アイドルグループ「ラストアイドル」。
ラストアイドルは、秋元康のプロデュースによる大人数アイドルグループで、特徴としてはオーディション番組でメンバーを決めるのだが、何度か続くその番組でメンバーの入れ替えがあるということ。初期の暫定メンバーに挑戦者が挑み、勝てば暫定メンバーと入れ替わるという勝ち抜きオーディション形式を取った。
その選抜に最後まで勝ち残ったのが「ラストアイドル(後に「LaLuce」に改称)」としてデビューし、敗退者の組み合わせでいくつかのセカンドユニットが構成され、彼女たちもデビュー、「ラストアイドルグループ」を構成するという造りだったらしい。さらに他の大人数構成アイドルグループと同じく、シングルごとにバトルが行われ、入れ替えがあったり、さらに2期生の募集があったりして、最大50人超のアイドルグループとなったようだ。
特徴としては、オーディションの時に、すでに他でも活動しているプロにも広く門戸を開いたことで、特にダンスの質が高く、(自分は詳しいわけではないが)大人数構成アイドルグループのなかでも、ダンスの難度は高い方だと言われる。
そんなアイドルグループにハマったあやちゃんのイベントで、楽曲を繰り返し聴かされ、トークショーの雑談トークでも「最近ハマっていること」として紹介され、さらにイベントの出席者プレゼントでこの“青春トレイン”のCDが抽選で配布された(当たらなかったケド)...ともなると、推しがそこまで推すなら..と興味をひかれ、帰りにCD店で購入してみたわけ。
CD盤としては、このテのアイドルものではよくあるタイプで全部買わせて売上上げようと複数のヴァリエーションがある。ラストアイドルのイベント参加応募抽選券が添付されたタイプが7種類(いわゆる「一軍」であるLaLuce盤のほかに、前記した各セカンドユニット盤もあり、それぞれ各ユニットの曲がバラバラに入っている)と、ユニット別の曲は収録されないが、代わりにライヴのDVDがついた初回生産限定盤が用意された。
自分としてはあやちゃんがラストアイドルのダンスを絶賛していたため、ライヴパフォーマンスが観られる初回生産限定盤を購入してみた。
イベント会場でずっとエンドレス再生されていた「青春トレイン」。歌詞は当然秋元康で、曲はそれぞれ個人としてもAKBや坂道グループをはじめとするアイドル達に曲を提供する青葉紘季と角野寿和によるユニットaokadoが提供。「ラストアイドル」としては45人がクレジットされている。バンジョー音色のアルペジオが流れつつも、強いビート感...というかダンスビート感が感じられる曲で、「ハードカントリー」とでも言うような面白い曲になっている。♪トレイン/トレイン/走り出すよ/トレイン/トレイン/トレイン♪というサビの全員歌唱が印象的だが、ラストの♪死んでも絶対大人にならない♪というフレーズが強烈に刺さる曲。
カップリングの「現実」は、11人がクレジットされている曲で、やはり48界隈・坂道界隈を中心に曲を提供する木下めろんが曲を書いた。Aメロは情景を描写した暗めの始まりだが、輪唱パターン?になるサビは明るく、歌詞の暗さに反して曲調は結構明るめなのが救いがある?♪なんて理不尽な(なんて理不尽な)世の中なんだろう(世の中なんだろう)/誰もが共犯者だ/キレイゴトなんかもう言えない/それもしょうがない(それもしょうがない)飲み込むしかない (飲み込むしかない)/大人になるってことは/目くじらを立てないことなんだ♪
DVDは、マイナビBLITZ 赤坂(赤坂BLITZ)で行われた前作シングル“大人サバイバー”の発売記念ライヴがまるっと収められる。曲そのものは大人数構成アイドルグループによくあるタイプで、メチャクチャ新規性がある..という感じではなかったが、あやちゃんが言っていたとおり、ダンスは確かに素晴らしく、目を奪われた。
上からのショットもあり、ダンスでのポジション取りの正確さもわかる
なんにせよ群舞のポジション取りとダンスの連動の正確さが美しい
自分としてはそこまで「刺さる」という程ではなかったが、結構感心したのは事実。DVDにはライヴのリハーサルシーンやトレーニングなども収められているので、アイドルになるために努力している彼女たちのひたむきさが伝わった。
若いっていいな~(ボソ
購入店特典は「一軍」のLaLuceのポストカード、封入カードはSomeday Somewhereの木村美咲
【収録曲】
<CD>
1. 青春トレイン
2. 現実
3. 青春トレイン (Instrumental)
4. 現実 (Instrumental)
<DVD>
・「大人サバイバー」発売記念プレミアムライブ@マイナビBLITZ 赤坂
1. 大人サバイバー
2. 青春0対0
3. Lollipop
4. 誰かの夢が叶ったら
5. キレよう!
6. サブリミナル作戦
7. Everything will be all right
8. この恋はトランジット
9. スリル
10. 好きで好きでしょうがない
11. Love Docchi♡
12. 鼓動の理由
13. 愛しか武器がない
14. 明日の空を見上げるために
15. 眩しすぎる流れ星
16. ラスアイ、よろしく
・LAST IDOL Premium Live behind the scenes
・Audio Commentary
「青春トレイン」
どちらかというとダンスを魅せる楽曲
音色的には、単なるドラムセット系ではない楽器音による強くて重いビート音と、バンジョー風の乾いた音色の対比が面白い、ジャンル不詳の楽曲で、インパクトは強い。しかし、グループの方向性的にも歌唱<<ダンスなので、「下手」でこそないが、「必聴」かと言われると...
推しが推してるっっ
..ってだけですw
-
購入金額
1,800円
-
購入日
2019年09月14日
-
購入場所
TOWER RECORDS
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。