コロナ禍でステイホーム.音楽をあまり真面目に聴いていなかった自分もいつになくオーディオをよく聴いていたのだが,使っていたミニコンポのCD再生機能が死んでしまったためいっそコンポーネントオーディオに全部入れ替えてしまえと購入.
音源はラズパイ(MPD)やPC,CD,ラジオチューナー等様々あるためあまり少ないものも困る,かといって大きいアンプは置き場に困る.もちろん資金源も給付金からなのであまり高価なものも難しい…と条件で絞り込んでいった結果このアンプを買うことに決めたのであった.
であるからして音質のことに関しては一切わからないため,機能面からのみのレビューであることをお許し頂きたい.勿論この機種で音質が悪いとは感じたことがないが.
USBーDAC機能はパソコンありき
この機種のUSB-DACは,USBを選択したときのみPC側に認識できるという仕組みだ.これは選択していないときにPCから音が出なくなるというトラブルを防ぐために合理的だといえる.
しかしMPDサーバにおいてはその仕様が牙をむいた.MPDは設定してある出力先が認識できないと音楽再生が止まるのだ.こうなるとかなりのストレスである.
結果的にはDDCを購入しコアキシャル端子からデジタル信号を入力するという方法に落ち着いたのであった.
音質には特に不満はないものの,MPDに使う場合は機能面でいえば安いものでいいので単体USB-DACやUSB-DDCを購入したほうが便利といえる.
なおパソコンと繋ぐ場合はこれといった不満点はなく,使いやすい.
他端子での接続について
AI-301DA-SPは最近のアンプらしく,Bluetooth接続ができる.もちろんaptXにも対応し,音質面では問題ない.ペアリングがNFCに対応せず多少煩雑ではあるもののスマホやWalkmanとの接続ができ取り回しがいい.その他コアキシャルとオプティカルのS/PDIF2系統RCA接続2系統の計6系統で様々なソースに対応している.この多さは魅力である.
スピーカー出力端子もサイズの小ささのわりにしっかりしていて,バナナプラグも付属している.
サブウーファーアウトやヘッドホン端子に関しては使ったことがないが付いているというだけで嬉しいものだろう.
欠点は多少あるがとにかく守備範囲が広い
他にも使っていて多少困ったことは無くもない.リモコンでボリュームの操作がしにくいことや,夏には本体がかなり熱を持ったことなど気になることはある.
しかし3.5万円という値段,大きさ,入力ソースの幅広さなどこの機種が持つパフォーマンスには欠点をカバーできる良さがある.
もし音楽を聴く趣味があるならAI-301DAを買うことを検討するのも悪くないかもしれない.
-
購入金額
35,640円
-
購入日
2020年07月05日
-
購入場所
Amazon.co.jp
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。