みなさん、覚えていますか? 「Lexar」という会社を。
親会社のMicronが中国企業へLexarを売り払ってしまった影響で日本市場から一時消えましたが昨年より本格的に再度参入を果たしたのは記憶に新しい?ところかと思います。
そのLexarより発売された格安SSDより「NM610」のレビューとなります。
簡単な製品紹介
メーカー:ロンシス(Longsys)
製品型番:LNM610-1TRBJP
I/F:NVMe(PCI-E3.0 x4)
フォームファクタ:M.2(2280)
容量:1TB
代理店:株式会社ファスト
SMI製コントローラ(しかもエントリーモデル用コントローラ)だからね・・・遅いのはしゃーない!
OS用として使うのはお薦め出来ないNVMeSSDです。なにせコントローラがSMIの””SM2263XT””なのでリード・ライト共にハイエンドSSD(WD SN750、サムスン970Evoプラス等)と比較すると遠く及ばないからです。
このSSDの用途としては「データ保存用・ゲームのインストール用」をメインとすべきかと思います。
NANDがドコ製か確認してみましたが「Longsys」のみです。
気になったんでSSD-Zなるソフトで確認してみたところこうなりました。
情報が全く拾えていない・・・これじゃちょっと話にならないかな。NANDがドコ製かって信頼性にも関わることなのでできれば知っておきたい情報なのに。
ベンチマークを回してみよう!
定番のベンチソフト(CrystalDiscMark・AS SSD・HD-tune)を使用して速度の計測してみます。
先ずはCrystalDiscMarkです。
LexarのNM610の製品HPを見るとシーケンシャルRead:2100MBps、Write:1600MBpsなのでスペック通りの数値が出ています。 エロゲのインストール用ドライブにするには勿体ないくらいの速度が出ていると思います。
次にAS SSDに移ります。
ソフトによっては低く出たりもしますが・・・それでもSATA SSDなんかよりははるかに早い数字が出ています。SMI=安いなりのクソ性能コンしか作らない会社って思っていたのを考え直すべき時期に来てるのかも。
最後にHD Tuneです。
HDD用ベンチなのでなんとも微妙な・・・。
各ベンチマーク時にSSDの温度も見ていたのですが『50度』前後をウロウロしていました。
アイドリング時に33度~35度とM/B標準装備のヒートシンクで充分冷えます。
X570チップセット搭載M/Bならヒートシンク内に小型ファンも内蔵されているものがほとんどなので高発熱と言われるNVMeSSDの冷却も問題ないはずです。
ゲームのインストール用に安くて大容量のNVMeSSDを探してる・・・なんて方は是非とも選択肢の一つとして検討して欲しいSSDだと思います。
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購入金額
10,978円
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購入日
2020年01月頃
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購入場所
ツクモ秋葉原駅前店
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